2012年03月22日

春を迎えにいくツアー in 札幌【DAY2;3月18日】

2日目、朝起きたら晴れていて「我ながらアッパレ」と思ったのだけど朝食を食べ終わったら窓の外は吹雪になっていた。札幌に行くと必ず立ち寄るペットショップがあって、今回もそこに出かけていって3万円という破格な値段で売られていたとても元気なアメリカンショートヘアと遊ぶ(留守番のポチのことを思いつつ)。札幌イベント初日はBrown Books Cafe、午後からのウクレレワークショップからスタート。

DSC09210


ウクレレワークショップ、去年の春からスタートした試み。「師は教えることでまた学んでいる」とはアメリカン・インディアンの言葉。僕自身がいろんなことを再発見しているという事実。今回は北の大地で約10名の受講生を相手に楽しくウクレレ教室。まず「hanalee」のイントロをマスター。とても簡単なのでみんな少しホッとする。今回の課題曲は「tsubomi」、難易度高いかと思っていたが意外とみんなついてこれて90分の時間を少しオーバーして(だいたいなんとなく)曲を通して弾けるようになりました。日が暮れてきてライブ、まずGTH楽曲だけで構成する第一部。

DSC09213

DSC09230


先月やった『neon, strobe and flashlight』全曲演奏の縮小版を含むセットリスト。ここまでセットリストをわけて構成したことは今まであまり例がないのでとても新鮮。リクエストに応えながら約90分くらいか、久しぶりに歌う歌も多く自分自身が楽しみながら演奏。ウクレレオーケストラとの「tsubomi」も楽しかった。終演後第二部までの間にお客さんといろいろ話したが千葉の線量ホットスポットから避難してきている方がいたり、どこへ行ってもいろんなことを考える。「愛すべき日々」と「明日は今日と同じ未来」は震災前とは確実に違う気持ちで歌った。

ソロ楽曲の第二部。第一部から居残りのお客さんも第二部に間に合ったお客さんも。2ステージにわけてやってみて感じたことがあった。GTH楽曲を歌うほうが体力を使うのだ。ソロの楽曲は基本的に一人で演奏が成り立つように作られているから自分の意思で音楽が右に左に転んでいけるのだがやはりGTHの曲はバンドで鳴らされた音なのだな。「日向の猫とチャーリーブラウン」が個人的にはハイライト。歌っていてとても穏やかな気持ちになる。

DSC09265

DSC09233


終演後サインを書いたりお話をしたり。偶然このライブを知って当日券で来てくれた人たちもいて、新しい出会いもたくさん。Brown Books Cafeはずっと良い香りを燻らすコーヒーがとても美味しかった。ウクレレ、第一部、第二部と盛りだくさんな日曜日。終演後は居酒屋へ。あああ、やっぱり旅して歌うのは疲れるなあと思いつつも明日のことをあれこれ考える。始まったら終わることがさびしい。一日ずっと雪が降った日でした。

Posted by monolog at 02:53│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL