2012年03月28日

bon appetit / bon voyage 2012(DAY1;3月23日)

去年の秋から、もっと言えば一昨年の小さな忘年会から物語が始まっていたお菓子作家dans la nature 千葉奈津絵さん(なっちゃん)とのコラボツアー。東京、札幌、徳島、加古川、大阪、京都、奈良を経て、2011年度の最後の月にその最終章が始まります。都内の事故渋滞に辟易しながらミルブックス号に乗り込んで雨の東京を遅れ気味に出発。

IMG_2356 IMG_2363 IMG_2359


雨はどんどんひどくなり「どうせ富士山見えないし」といつの間にか寝てしまっていた僕が目が覚めるともう静岡市内。予想以上の足取りでスケジュールを取り戻したキャラバン。僕が寝ててもキャラバンは進む。浜松へ向かう途中わざわざ静岡で高速を降りたのは静岡おでんを食べるためでした。4月に発売になるミルブックスが甲斐みのりさんと作った本「静岡百景」で幾度と静岡へ取材に来たミルブックスリーダーに尊敬の眼差しを送ってしまうほどの素晴らしいお店(静岡の皆さん、マストアイテムだと思います。帰路の富士山タイミングにもこの静岡取材の成果が生かされることに)。

満腹になり再び高速に。雨は止まないどころかどんどんひどくなり、晴れ男プライドに傷が。静岡から浜松へは1時間ほどの道のり。K-MIXでレギュラー番組を持っていたのは10年以上前。しかしその番組は仙台で収録していたのでなかなか浜松での思い出は少ない。初めてライブをする街で、そのお店がお蕎麦屋さんであろうとは10数年前の僕にも思いつかなかっただろう。“手打ち蕎麦なる”に到着。とてもおしゃれできれいな意匠の店内。店主の石田さんはHIPHOPグループ四街道ネイチャーの創始メンバーだと聞いていたのだけど、話を伺うと僕はスチャダラパーの渋谷公会堂でのライブで駆け回るLBネイションのなかにすでに彼を目撃していたということになる。

IMG_2367 IMG_2371 IMG_2365



ライブの準備をし終えたところで「ぜひお蕎麦を」ということになり、移動のスケジュール上もしかしたらお蕎麦を食べられないまま出発しなければならないかもしれなかったところに光明が差す。結局お客さんと一緒に一番いい席に座ってお蕎麦を食べることになり、開場中はiPadDJアプリのオートプレイに任せてしまうという、ズル。とても美味しいお蕎麦とだし巻き玉子。ぜひお近くの皆さん行ってみてください。そして、ライブが始まりました。

DSC09649

DSC09638


そば屋でのライブということで歌詞のなかに「そば」が出てくる曲を、とダジャレで何曲か選曲。「語り、笑う、そばにいる」と「keep on rockin'」、そしてこの曲は外せないなと思っていた「そばにあるすべて」が歌ってみると改めて歌詞の意味合いが去年の春以降変わってしまったことにいろんなことを感じつつ。普段DJパーティーなどが開催されているお店奥の白いライブスペースでそぼ降る冷たい雨に負けない、あたたかい空間を皆さんと共有できたと思います。

手打ち蕎麦なる店主石田さんと。

IMG_2373 DSC09613


雨は終演後も止まず。今回の宿泊地はすべて愛知県豊橋市。真っ暗な道を車で進んでいたら窓の外、霧か何かで白く煙っているのかと思ったら暗闇の中から浮かび上がってくるのは夜の海の白い波しぶき。太平洋と浜名湖に挟まれた一本道を走っていた。灯りもなく少し怖くて、これは「home sweet home」の風景だな、と思った。長い一日だったがこれからもっと長い旅だ。

Posted by monolog at 09:26│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL