2012年04月19日

木の葉は緑、年をとるということ




昨日は一日部屋にこもってデモ録音。ヘッドフォンをつけて作業しているとふと生物反応を感じてハッと振り返ると猫が不満そうに鳴いて(でも声は聞こえず口が開いてパクパクしてる)近づいてはあきらめて作業部屋を出ていく。それの繰り返し。夕方には出来上がったデモを譜面とともにメンバーに送付、「このタイミングで楽曲追加か!」と呆れられているかもしれないが明日のライブで演奏できるかは直前のリハーサル次第か。

いよいよ下北沢440での“夜の科学vol.38”、2月以来のバンド編成でのライブです。これから本格的な録音作業に突入するので山田バンドのフルメンバーでのライブはしばらくお休みになるかもしれません。金曜日の夜、ぜひ皆さんお越しください。サブタイトルの「木の葉は緑」はサイモンとガーファンクルの「Leaves that are Green」に由来するのだけど春が来て桜が咲くと「4月になれば彼女は」を口ずさみ、花が散って新緑を愛でながら「木の葉は緑」を歌うのです、毎年。

しかし「4月になれば‥」では「8月になれば彼女は死んでしまうかも」と歌が進んでいい、「木の葉は緑」は一聴してさわやかな春の歌と思わせてながらも「この曲を書いたとき僕は21歳で、今は22歳でもう先は長くない」と哲学ぶってさらに「木の葉の緑は茶色に変わり木枯らしに消えてゆく」と歌う、加齢と対峙する歌なのですね。年老いていくのに赤子のような愛猫を眺めながら。とてもきれいな邦題のイメージも相俟ってS&Gはいろんなサブストーリーを提供してくれるのです。

明日のライブ、前売り取置予約を受け付けています。当日券も出せそうなので明日仕事が予定より早く終わった!という方もぜひ直接会場へお越しください。巣巣、仙台と行なってきた次作に収録するためのみんなでのコーラス録音もやりますのでノドのケアもお忘れなく(そういえば春のツアーのポストカード企画、その返事はこないだ気仙沼のポストに投函しました。気仙沼の消印のハガキは皆様のおうちに届いたでしょうか?)。明日のステージでここ数ヶ月のいろんな話をするのが楽しみです。

明日下北沢でお待ちしています。前回のライブダイジェストを再掲します。




GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
2012年4月20日(金)@下北沢440


出演;山田稔明
with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
前売り3,500円/当日3,800円(1オーダー代別途)
19:00開場/19:30開演

新しい季節の始まりを新しいステージで。
山田バンド、フルメンバーでの演奏です。
ネクストステージの山田稔明に乞うご期待!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにて取置き予約受付開始しました。
当日精算前売り料金でご入場できます。整理番号を持ったお客様が入場した後の
ご入場となりますことをご了承ください。→RESERVEフォーム

下北沢 440(http://www.club251.co.jp/440/
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440

Posted by monolog at 09:34│Comments(0)TrackBack(0)

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