2012年06月08日

東京スカイツリーに登ってみた

ここ数年のロープウェイでの楽チン登山(プロジェクト名「猫でも登れる山登り」)で数百メートルの山をたくさん登っているうちに高いところから街を見下ろすのがどんどん好きになってきて、こないだの渋谷ヒカリエが少し期待はずれだったこともあり東京スカイツリーに登るのを楽しみにしていました。自分でも応募申込したことを忘れていた日時指定のチケット、8コマ申し込んで1つだけ当選したという通知が来たので勇んで行ってきた。平日の15時半でも最寄りである「とうきょうスカイツリー駅」からの道は華やかな賑わい。

蔵前のアノニマスタジオに立ち寄るときや隅田川沿いのカワウソから眺めることばかりだったスカイツリーを真下から見上げる。当たり前だけれどもこんな高い塔を観るのは初めて。スカイツリーの施設内はとてもきれいで涼しげ、たくさんの案内係、ミナ・ペルホネンがデザインしたユニフォーム、靴も可愛い。15時半入場者の長蛇の列に並び「こんなに人いて何時間待ちだよ」と思っていたらとてもスムーズに列は流れました。エレベーターは四季のテーマで内装が違う。ちらっと覗いたら龍のようなモチーフのものもあったのだけど僕が乗ったのは春をテーマに桜の装飾が施されたやつだった。あっという間に350メートルへ。気圧急変、耳が弱い僕はつばを飲み込むのに必死でした。

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この日は悪天候とは言わないまでもちょっとガスっぽい白く霞んだ空模様だったので期待と不安が半々だったのだけど、できたての塔の350メートルまで登ってひろがるパノラマを見ればそりゃ「うわー」とか「ひえー」いう声が出るものである。霞んでいるがゆえに新宿あたりの高層ビル群は幽玄にさえ見える。あれが東京タワー、あれが東京ドーム、東京湾、富士山はあのあたりにあるはずで、と指をさしながら興奮。遠くの視点もすごいが真下から麓を見下ろす俯瞰の絵にもテンションがあがる。アノニマスタジオはあのへん。

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最初にあがった展望デッキというのは350メートル、ここまで登るのに2000円のチケットを買うのだけど、そこからさらに1000円払ってもう100メートル上空に天望回廊というのがある。オープン直後なので混雑していて「天望回廊チケット購入まで60分」という電光掲示があったがここまで来て450メートルに行かないのもな、と並んでみえると30分くらいで列はスムーズに流れた。

回廊の名の通り445メートル地点から最高到達点の450メートルまではぐるっと回る廊下を足で登る。最初は3500も450もそんなに変わらないな、と感じたがもう一度天望デッキまで降りたら感覚が全然違った。ここまで来ると「ひえー、高いー」という気分が落ち着いていて、「果たして人間はこんなに地上に建物を造る必要があるだろうか」とか「こんなにビルを突き刺されて地球は泣いているのではないか」とか哲学的なことを考え始める、のではないか、というような変な気分に。オペラグラスで覗くと学校の校庭で部活をしてるのが見えたり、スイミングプールで泳いでいる人たちを見て「もうそんな季節か」と思ったり。春からこのオペラグラスで僕は小沢健二、気仙沼、陸前高田、そして天空からの東京、といろんなものを覗いている。

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だんだん日が傾いていき、麓の街にスカイツリーの影ができているのに気がついた。この高い塔で日時計が作れるのではないか?数時間が経って最初に見た景色とは光の色味が変わっていて、今回は午後から夕方にかけての時間帯を体験したのだけれど、毎時間ごとの楽しみがあるだろうなと感じました。もちろん夜景などは想像を絶するものであろうし。写真に撮っても伝わらない空気感のようなものが確実にそこにはありました。こんなに遠くまで見渡せるのに吉祥寺の我が家からはなんでスカイツリーが見えないんだろうか。
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真っ赤な東京タワーのほうが趣きがあって好きだと思っていたのだけど、スカイツリーはスカイツリーでまたいいものだ。首都高を走っていて大きな東京タワーに出会うと相変わらずワクワクするし、東京の東に来て不意に新世紀的なツリーが顔を出すと興奮するという新しい習慣もできた。僕らの街には鮮やかなランドマークがスクッと確かに屹立していて誇らしいですね。新しい歌が書けそうです。ぜひ皆さんも登ってみてください。

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Posted by monolog at 12:33│Comments(0)TrackBack(0)

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