

昨日のこと、テレビでやっていた野田首相の会見にムカムカしながら出かける準備をして出発しカーラジオでもその会見を聞きため息をつきながら。「世論を二分」というが原発再稼働にYESと投票する人がほんとに国民の半分もいるんだろうか。今年の夏を原発なしで乗り切ってしまったら困る人たちがたくさんいるのだろうな。
巣巣でのスススクール、福田利之さんとmillebooksによる「CDジャケットのためのイラストレーション」講座の2回目。この日はそれぞれが好きなイラストレーションのジャケットを持ち寄りプロジェクターに映しながらおしゃべり。僕はR.E.M.の『Reconing』やWHITEST BOY ALIVEのジェフ・マクフェトリッジの手がけたジャケット、福田さんはご本人の作風からは意外なダニエル・ジョンストンとか山塚アイ×大竹伸朗のコラボモノなどを。藤原さんからは『Revolver』や古いジャズのアートワークなどが紹介されました。
後半は受講生の方々が描いてきたラフスケッチをみんなであれこれ言う時間。「光の葡萄」あるいは「予感」についての思い思いのイメージが興味深い。皆さんの真剣な姿を見ていたら「ああ、これはとてもいいワークショップだなあ」と感じて次回のシーズンがあるとしたら受講したい!と思いました。今月末の最終回ではいよいよ完成した作品が。今からとても楽しみです。
終わって「あーそうか、今日はサッカーの日なんですね」と言うと福田さんが「ああああ!結果とか絶対言わないで!録画してるんだから!」とこれまで聞いたなかで一番大きな声を出してうろたえていらっしゃった。急いで帰った福田さんは数時間分のタイムスリップで本田選手のハットトリックに歓喜したのでしょう。楽しい夜でした。