
昨日のこと、新しいTシャツを作るためにシルクスクリーン屋さんまで行ってインクのこと、スキージのことなどいろいろ講釈を請う。いよいよ奥深いTシャツの世界。今週末のツアーから販売できるよう鋭意制作中です。Tシャツを作るためにでかけていってるのにふらっと入った古着屋でマストバイなTシャツに出会ってしまう。ミイラ取りがミイラになるとはこのことか。
そのとき僕が着ていたのは1991年のニール・ヤングとクレイジーホースのTシャツだったのだけど見つけたのはそれより古い1984年のR.E.M.のビンテージ“Little America”(『Reckoning』ツアーのもの)。「うわ!」と声をあげてしまい店員さんと目があう。胸にはアメリカがとても小さく描かれた世界地図、バックプリントにR.E.M.、eBayでしか見たことのなかったものだった。「お探しのものでした?」と聞かれ「僕が一番好きなバンドのTシャツなんです」「へえ、有名なバンドなんですか?」「そうです。これくいただきます」という会話。その日の夜遅くからは知人とお茶。アメリカ旅行のお土産にブルース・スプリングスティーンの鮮やかな青のTシャツをいただく。ロックTシャツをめぐる一日。
真夜中過ぎから今月書きおろして録音した曲のミックス確認作業。2週間に凝縮された熱量は確かな音楽となって清々しく鳴っていた。とてもいい曲になって心から嬉しい。この気持ちが忘れられなくて10数年絶え間なく歌を作っているのだ。今日は急に肌寒くTシャツの夏が待ち遠しい。それも通り越して秋が早く来ればいいのにとも思っている自分がいる。