10月を通して開催された「言葉とメロディのワークショップ〜作詞の楽しみ講座」、昨日が最終講義でした。僕がここ数年で一番共感を覚える人としてゲストに迎えた作家/作詞家、元チャット モンチーの高橋久美子さん、彼女とともに20人以上の参加者の紡いだ言葉をそれぞれの声で(一人の方は手話で)聞くという普通ではありえない夜でした。
発表の様子、皆さんの作品についてはまた改めてまとめて書きたいと思いますが、印象的だった昨日のアンケートにあった言葉。「人それぞれの思いがあり、表現があり、そして人生があり…。それをみんなで共有できたことがよかった。知らない人どうしがこんなにあたたかく優しく受け止めあえる空間ができあがっるって素晴らしいことだと思いました」というのを見て久美子ちゃんがしみじみ「ほんまみんな良い人ばかりですねえ」と呟いたときに僕も同じことを考えていました。
気合を入れて毎回お菓子を作ってくれたダン・ラ・ナチュール、会場を提供してくれた巣巣(打ち上げもありがとう!)、この企画を成立させたミルブックス、力強いサポートで支えてくれたスタッフ陣、最終日に駆けつけてくれたアアルト庄野さん、友人知人、そして歌詞を書いてそれを人前で発表するという勇気のいることを完遂した参加者の皆さんのおかげでとても充実した10月になりました。陽性のヴァイブスを振りまいてくれた久美子ちゃんにも大きな感謝を。そのアイデアの泉をそばで覗きこむことができたような気がしました。
時間オーバーのため僕に課された宿題に関してもなるべく早く皆さんにお聴かせできるよう善処します。言葉に向き合うとても刺激的な時間。3週間お疲れさまでした。みんなの書いた作品の発展型もぜひ聞かせてくださいね。またどこかで合流しましょう。
Posted by monolog at 08:28│
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