2012年11月13日

MEET SWEETS MUSIC/Coffee & Christmas

日曜日のこと。朝早起き、というかいつもどおりの時間に起きて急いで支度をして渋谷へ。この日は昼と夜のダブルヘッダーでのライブ。長きに渡って出演をオファーされていた「ポプシクリップ。」企画の“MEET SWEETS MUSIC”というイベントから。午前中の渋谷は人もまばらで歩きやすい。10時に会場入り。いつもならコンピュータに向かってメールの返事や事務処理、日記を書いたりとガリガリ仕事し始める時間。

共演は2月ぶりのコントラリー・パレード、15年来のつきあいのスウィンギング・ポプシクルの嶋田くんのthe Caraway、そして初めましての[lifter]。お菓子がついていたりビデオスタッフ、写真スタッフ、DJと力を結託させてイベントを創りあげようとする感じがとても伝わってきて嬉しくなって、歌う予定のなかった「手と手、影と影」をセットに組み込む。

以前「ポプシクリップ。」に依頼されて書いたこの記事に関連してLEMONHEADSのカバーを。20年前、1992年リリースのレコード、僕がGOMES THE HITMANを結成して初めてバンドで歌ったのは「It's a shame about Ray」という曲だった。せっかくなので1曲セッションを、と直前にメールでやりとりしてコンパレ田中さんに鍵盤ハーモニカとコーラスで参加してもらった「My Drug Buddy」はLEMONHEADSのなかで僕が一番好きな曲。トリを飾ったコンパレの「ビバムジカ」という曲でコーラスでお返し。この日でサポートを卒業するくにやん、お疲れさまでした。たくさんの方に話しかけてもらって15年というキャリアの蓄積を思いました。

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渋谷でライブが終わったのが16時前、顔を出せないと思っていた「ようこそ夢町名曲堂へ!」の特番収録ライブに立ち寄れた。伊藤銀次御大に挨拶して玉城ちはるさんに初めまして。ヒックスヴィル中森さんとクリスマスライブの打ち合わせをして真城さんとは犬のバッカさんの話。

天気予報どおりの雨。僕のライブの日は普段雨が降らないのでがっかりするも、意を決して夜の会場である巣巣へ。そこにはいつもどおりの馴染みの面々。クリスマスソングを交え、アアルト庄野さんとin-kyo中川ちえさんをお招きしての2時間のライブでした。11月にクリスマスの歌は少し気恥ずかしいけれども今回のステージでハッ!としたことがいくつもあったので来週末の名古屋からのツアー、そして12月のライブはもっと素晴らしいものになるはず。「sweet december」を今年初卸。『Christmas Songs』ジャケットを描き下ろしてくださった福田利之さんも来てくれてお客さんのCDやカードにひとりずつ違う絵とサインを描いてくれていました(僕はそれに見とれていました)。

思えば2010年の秋、in-kyoのある蔵前アノニマスタジオでのコーヒーと音楽のイベントからいろんな繋がりが繋がって3年目(すでに来年2013年の開催予定が決定しました)。それはパーティーのお飾りの折り紙の鎖のようにカラフルに軽やかに縦横無尽に伸びて、今も伸び続けているのだな。終演後の打ち上げは友だち、ミュージシャン、アーティスト、作家、作詞家、エッセイスト、コーヒー焙煎人、お米農家家族、お店の主人、料理人、お菓子屋さんなどなど「なんのあつまりなのだ、これは!」という楽しいパーティーでした。クリスマスにはまだ早いのに、これから後のライブはもっと楽しくしなくては。

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Posted by monolog at 10:06│Comments(0)TrackBack(0)

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