
今年最初の日曜日、お正月の尻尾という感じ。昼前から数時間、修行のような録音で指がカチカチに。夕暮れあたりから「やっぱお正月気分のシメは映画だな」と飯田橋の名画座ギンレイホールへ。お目当ては2010年制作で去年公開された映画、まったくノーマークなロードムービー「星の旅人たち」。去年観ていたら確実に2012年ベスト映画だった。
エミリオ・エステヴェスが監督し父親のマーティン・シーンが主演。サンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼“Pilgrimage”の話だが、物語がカリフォルニアのヴェンチュラから始まった時点で「オレの好きなパターンのやつやん!」と確信。音楽も良く、ジェームズ・テイラー、ニック・ドレイク、アラニス・モリセットなどが挿入され、ずっと涙ぐみながら観る。聖地を目指すたくさんの“pilgrim”たち、悲しみとはかくも人間同士で癒しあえるものなのか。もしそうならまだまだ素晴らしい世界だ。
今望むもの、やりたいことリストに「サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼」がリストイン。まずは貝殻のお守り探しから始めようと思う。2本立て「キリマンジャロの雪」を見終えたらもう夜中。友人と落ち合って新年会的な食事を。今年もたくさん楽しいことを考えたいし楽しい旅を続けたい。こんなふうに僕らはそれぞれ旅の途中。