
昨日のこと、午後からレコーディング。アレンジャー/ギタリストYamachiさんのスタジオへ。ギターの音を出したり隠したり右から左にパンしたり12弦ギター、バンジョー、アコースティックギターが縦横無尽に鳴り響くようなサウンドスケープ。水平線の向こうから鱗雲の毛布に覆われてまた青空が塗り替えていくような疾走感のあるトラックに。ボーカルも録り直して「こうありたい」と思う姿になって、とても嬉しい。
ある時期から詳細なレコーディング日記をつけているのだけど、それを振り返ってみると初めて取り掛かったのは昨年7月24日のことだった(曲を書いたのはそれより1年前だ)。半年を経て霧が晴れるように浮かび上がってくる山の頂、今日はてっぺんに登頂するべく、この歌の作業の続きから始まります。そこに山があるからわれわれは登るのである。