
昨日のこと、朝から近所で起きた凶悪事件の報を嫌な気持ちで聴きながらバタバタと起きだしてレコーディング・スタジオへ。この日は徒歩で行けるほど近くにある場所(録音しに歩いていくのは初めての経験、イトケンさんはドラム運搬もあり徒歩の距離を車で)、初めて使うずっと気になっていたスタジオ。初めてだらけの条件もあって最初の数時間は機材の把握にあくせくするも、エンジニア手塚さんとイトケンさんのトラブルシューティングのおかげもあり録音敢行。
この日録ったのはイトケンさんのドラム、パーカッション、トイピアノ。そして夕方からtico moon吉野友加さんに来ていただいてアイリッシュ・ハープの音色に魅了される。思えば昨年末の大阪公演でtico moonとセッションしてからずっと僕の心の奥底で琴の音がポロポロと鳴り続けていた。ガラスの向こう側、天使が奏でるような音すべてがOKに思えてずっと聴いていたいと思いつつも、ギターリスト影山さんからも的確なアドバイスをいただきながら良いテイクが録れました。
夜ご飯を食べにカフェ長男堂へ。そこで栗コーダーカルテット栗原さんと久しぶりにばったり。店主含めてみんなで話すことはやはり昨晩からの吉祥寺での事件のことで、みんなそれぞれにニュースやネットで得た情報を持ち寄って「嫌だねえ…」とか「信じられない」と繰り返すだけ。それでもご近所の顔なじみと言葉を交わすこの時間は心の平静のためにとてもいい時間。また吉祥寺に新しい週末がやってきますが、いつもの街に戻りますように。