2013年04月26日

600日と52分30秒



昨日のこと、朝からコミュニケーションのズレ修正、昼からリハとマスタリングの準備、夕方になって車の整備と点検(もうすぐライブ活動が戻ってくるのだ)。夜になってアートワークに関する作業とマスタリングに向けてのアルバムの曲間のシミュレーションをああでもないこうでもない、と。いろいろやったようにも思えるし何もしてないようにも感じてしまう日。

村上春樹をゆっくり読んでいるのは以前書いたが、だからなかなか読み進められない。一晩で読める本ではあるけれども村上春樹はこの本を一晩では書いてないわけだから、一晩やそこらで満足したくない、と思う。同じように、僕が長いことかけて作ったアルバムは52分30秒くらいあるわけだけど、600日間くらいの時間から絞りとった52分30秒なわけで、一回聴いて「なるほど、わかった」とは言われたくないわけだ。

今日の夜にはもう新しいアルバムの音が決定する。いつになってもこういう日は心がそわそわする。それとは無関係に猫は今日も幸せそうに猫らしくしている。

Posted by monolog at 10:57│Comments(0)TrackBack(0)

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