この日からの2日間はキーボーディスト佐々木真里さんと2人編成でのセット。机上の打ち合わせだけでほぼ練習なしで挑んだステージ、どんどん噛みあっていく歯車の音。「一角獣と新しいホライズン」は夏の空によく似合うな。太陽の光に目を細めながら歌う「月あかりのナイトスイミング」にはサングラスが欲しかったけれどもとても貴重な体験の30分でした。応援にきてくれた皆さん、偶然僕を目撃して声をかけてCDを購入してくださったカップル、「10年ぶりです」と嬉々としてくれたあなたにも感謝を。



僕のライブの後はプロレス団体DDTのパフォーマンス。これがすごかった。パイプ椅子を積み上げてそこで技の掛け合い。プロレス好きだった子供の頃に戻った夏の日。広大な会場に繰り広げられる全国から集まった2000人の作家さんたちの熱気が渦を巻く。これが第一回目のイベントだけれども、前途は明るいのではないかと感じさせる空間でした。





