2013年11月26日

嵐の夜のトーテムロック



金沢コラボンのライブが終わったあとHARCOとふたりで朝の5時くらいまで痛飲しました。なんとか朝の支度をして宿泊地のそばにお寿司屋さんを発見、偶然にもそこはHARCOの友だちの友だちのお店、ということで丁寧に作られた海鮮丼を美味しくいただいた。お世話になったコラボンに戻って挨拶し二三味コーヒーを飲む(珈琲豆とミロコマチコさんの猫カレンダーを購入)。だんごが膝に乗ってきて眠り帰るのが寂しくなる。猫のような犬だ。とても穏やかで楽しい時間でした。

一路東京へ帰る。天候は変わりやすく雪山と紅葉のパノラマを眺めながらしゃべったり無口になったりしながら6時間かけての帰路。この4日間でHARCOとのたくさんの会話。音楽に真摯に向かう姿勢が素晴らしいなとあらためて感心した。僕も普段真剣にいろんなことを考えているけれどもHARCOも同じだ。“ひつじ雲とうろこ雲”ツアーの終わり。でもまたこの組み合わせでのライブをもっとたくさんの人に見て欲しいなと思う。

吉祥寺に到着して荷物をおろし、その足でアムリタ食堂でのトーテムロック(かせきさいだあ+木暮晋也)に滑りこむ。3日間のライブで使い切った気力を楽しいおしゃべりと歌で充電させてもらった。「山田くん、さっきまで金沢いたんじゃなかったの?」と木暮さんに驚かれる。久しぶりのトーテムロックを楽しみにして頑張って帰ってきたのです。「冬へと走りだそう/そうさボクもきっとそうするとも」と歌われる「冬へと走りだそう」はアズテック・カメラ「Walk out to winter, swear I'll be there」へのオマージュだ。まさに夜分の嵐を境に僕らは冬へと走りだそうとしている。

Posted by monolog at 11:40│Comments(0)TrackBack(0)

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