2013年12月03日

クリスマスのナイトリスニング(2013年12月2日:武蔵小山アゲイン)

昨日のこと、武蔵小山アゲインでのPET SOUNDS RECORDS森さんとの“月あかりのナイトリスニング”2回目。朝からずっとこの日歌うためのカバーの練習、新しくクリスマススタンダードも習得。カフェアゲインに行くこともPET SOUDS RECORDSに行くこともとても楽しみで「さあ、今日はどんな音楽に出会えるのだろうか」とわくわくする。結局開演前にお薦めされたKim Richeyというオハイオの女性SSWの『Thorn in My Heart』のアナログ盤を購入。僕の大好きなタイプのやつでした。

月曜の夜のイベントにも関わらずたくさんのお客さん、初回の倍くらいの。自分自身が楽しむためのイベントを一緒に面白がってくれる人がいることが嬉しい。第一部は僕と陽馬さんのトーク、テーマは“クリスマス”。なぜこうしてクリスマスミュージックを好きになったかを時系列でお話しました。まずThe Pogues「ニューヨークの夢」から始まってディランやブライト・アイズの「The First Noel」聴き比べをしたり。あらためてホリデイレコードについて語るときにSufjan Stevensのクリスマスボックスのずば抜け方はすごいなーと思いました。『Songs for Christmas』と『Silver & Gold』、これは本当にお薦めです。今回も陽馬さんは詳細で読み応えのあるリーフレットを作ってくれました。そして休憩を挟んで第二部は僕のライブ。

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2013年12月2日(月)@ 武蔵小山 カフェライブアゲイン
“月あかりのナイトリスニング(クリスマス編)”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.レモンひときれ
3.クリスマス・イブ(山下達郎カバー)
4.寒い夜だよ
5.Angel of Harlem(U2 カバー)
6.The First Noel(from 『Christmas Songs』)
7.ケンタッキーの我が家(カバー)
8.Have Yourself a Merry Little Christmas(カバー)
9.痛快ウキウキ通り(小沢健二 カバー)
10.sweet december
 〜Christmas Time in Blue(佐野元春 カバー)
11.光の葡萄
12.日向の猫


とにかく初めてやることが多かったのでてんやわんやのステージでしたがとても楽しかったです。「クリスマス・イブ」は歌詞のイメージに合わせてマイナー調のコードで歌うという試み、途中で笑ってしまいました。U2の曲は僕にとってのクリスマスの1曲。クリスマス・イブも過ぎて一年遅れでプレゼントを買う「痛快ウキウキ通り」もそう。ずっと好きだったけど歌ったことがなかった「Have Yourself..」をこの日を機会にマスターすることができて嬉しかったです。美しい曲だ。クリスマス・アルバムを出したことで毎年の冬が一層楽しくなってきた。

そして前回のアゲインでのライブのときに店主の石川さんから教えてもらったアメリカの作曲家フォスターについての話(「山田くんは絶対フォスターが好きになる!」とCDと本をたくさんいただいて僕のフォスター研究が始まったのだった)。フォスターに思い入れのある石川さんを驚かせようと思ってリハーサルでも話題に一切触れずに本番で唐突にフォスターの話、そして「ケンタッキーの我が家」を演奏。石川さんが涙ぐむほど喜んでくれたのが嬉しかった。終演後も遅くまで石川さんのフォスターSPコレクションを聴かせてもらいました。音楽が好きでよかったなあと改めて思った夜でした。1週間早い誕生日サプライズもいただいて感謝感激。また来年も続けていきたいイベントです。






Posted by monolog at 10:21│Comments(1)
この記事へのコメント
なんて素敵な交流でしょう貴方らしい… 色々な形でとても良い影響を発散させていたのですね
もうとっくに惚れてるけれど
改めて 貴方の大切さを肝に
命じます。 きよみより
Posted by 西岡 清美 at 2023年09月10日 08:05