
2014年1月19日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”
1.気分
2.点と線
3.クレールとノアール(w/イノトモ)
4.やまびこの詩(w/イノトモ)
5.太陽と満月
6.光と水の新しい関係
7.RGB
8.長距離ランナー
9.確かな光(高野寛カバー)
10.予感
11.夢の終わりまで
12.名前のない歌
13.それを運命と受け止められるかな
14.hanalee
EN
15.tsubomi
16.レモンひときれ
17.距離を越えてゆく言葉

昨日のこと、ハンドメイドジンMONOLOGの製本作業を朝から。10冊目にしてとても読み応えのある内容になっています。ずっと楽しみにしていた昨年11月以来の下北沢leteライブは満員御礼の熱量高いステージになりました。古い歌、新しい歌、公式には未発表の歌、とふるいにかけて2014年の山田稔明が歌うセットリスト。冒頭2曲は10年以上前に書いて一時期頻繁に歌っていた歌を今の声で。飛び入りゲストはイノトモちゃん、その日の午後leteで弾き語り教室で来ていたところを残って歌ってもらいました。彼女の自由自在なコーラスに「クレールとノアール」は楽しい歌だなあと改めて思えたセッションでした。
エレキギターで「光と水の新しい関係」、途中ギターアンプにトラブルがあったのはMCで話した「風をあつめて」「はいからはくち」の件で天国から何らかのお達しだったのでしょうか。「RGB」はGTH『ripple』のなかの静謐なブルース。念のために宣言しておくとGOMES THE HITMANの歌を歌うときにノスタルジーやネガティブな思いは一切ありません。自分の青春をかけて(それは今も続いていて)書いた曲たちに埃がかぶらないようにするのが僕のライフワークです。「夢の終わりまで」は未完成のGTH楽曲、ストレートな歌詞、歌っているうちに胸が熱くなるメロディ。「それを運命と受け止められるかな」は昨年末に知人のカーステレオのシャッフル再生で聴いて自分で不意に感動、久しぶりに声に出してみると書いた当時のことなども思い出した。リリースから15年となった「tsubomi」はマイクやスピーカーを通さず、leteのウッディーな空間の生音で響きました。
立ち見も出るほどのぎゅうぎゅうの場内でしたが、やっぱりこの会場で歌うのは気持ちが良くて楽しい。いつもより音が小さくて原寸大の歌になるのです。次回は3月15日に。3月は高野さんとの共演、ツアー、プラネタリウムとlete、楽しいことが山盛り。新年早々大風邪をひいて長引いていたのだけどようやく鼻ノドともにすっと抜けた感覚。ようやく2014年が重たい腰をあげたような感じがしました。どんどん毎日が楽しくなっていく感覚。立ち止まり、振り返り、また前を向いて歩みを進めていく日々の暮らしでありたいと思います。ご来場ありがとうございました。また2月に中目黒で、全国各地で、いろんなシチュエーションで。

