2014年02月19日

“retrospective15+5 KURASHIKI” 回顧録(2014年2月16日)

関東の豪雪に始まった旅の、2日目。まず移動の要となる車を手に入れて、山陽道を西へ向かう。昨日に引き続き加古川チャッツワースに立ち寄って小さなアンプ(息子のカズトくんのやつだ)を借りることに。本当に何から何までお世話になって、もはや親戚以上の付き合いである。倉敷に辿り着く頃にはもう夕暮れ、三宅商店に「ただいま」と。ああ、倉敷はいつ来てもいい街。全然「通り過ぎる街」ではなく再び舞い戻る街。



この日のライブは三和土から靴を脱いであがってさらに奥の畳の部屋でのライブにしようと思ってステージをセッティング。窓の外には干し柿がぶら下がっている。傍らにはストーブ。開演までの時間にお客さんにリクエストカードを書いて提出してもらうという試みもこじんまりと親密なこの空間でこそ。倉敷の街が僕に書かせた「光と水の新しい関係」でライブはスタート。バレンタインの週末なので僕が初めて日本語で書いた「プロポーズ大作戦」という告白の歌を。お客さんに書いてもらったリクエストカードのなかから「男なら女なら」「手と手」「レモンひときれ」を。門外不出のMCのあとに高野寛さんのカバー、「予感」「日向の猫」と“BLUE”楽曲も織り交ぜて前日の大阪とはまったく違うセットリスト。

三宅商店の店長さんはお子さんもご一緒に、そしてスタッフのみんなもリラックスして楽しんでくれました。遠方から来てくれたお客さんもたくさん(広島からの人が多い。広島にも行かなくては)。薄暗がりの窓際でストーブの熱を感じながら一期一会の夜になりました。大阪と同じく最後を締めくくるのは「距離を越えてゆく言葉」、この歌は帰路を急ぐ皆さんの背中に向けて歌っている感覚があり、日曜日の夜にふさわしい響き。土曜日の朝から始まった珍道中、2日間以上の体感時間で充実した旅。ご来場いただいた皆さんと心強いすべてのスタッフに感謝。また遠くない未来に皆さんと元気で会えますように。

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今週末は福岡へ。

2月23日(日)@ 福岡 警固 cafe teco
“retrospective 15+5 FUKUOKA”

17:30開場/18:00開演/3,500円(1ドリンク代別途)

GOMES THE HITMANメジャーデビューから15周年、ソロ名義の
リリースから5年でついに40歳。キリのいい数字が並んだ2014年の
山田稔明はポジティブな振り返りとさらなる邁進を目指します。
全キャリア140曲から新旧含め選曲したステージをお楽しみに!

予約はこちらから
cafe Teco
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377



Posted by monolog at 11:56│Comments(0)TrackBack(0)

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