monoblog
猫と定点観測日記 by GOMES THE HITMAN 山田稔明
2014年03月27日
“retrospective15+5 NAGOYA”(2014.3.22 @ 名古屋陶磁器会館)
前の晩に名古屋に到着するもこの日のライブはお昼過ぎに始まるデイタイム・ライブなので時間に余裕はない。昼ご飯にウナギを食べるつもりだったが混雑していたのであきらめ、行ってみたかったサウンドベイ金山店へ。しかしその膨大な量のレコード、CD、その他もろもろに圧倒され、ライブ終演後にもう一度戻ってくることにして名古屋陶磁器会館へ。ここでライブをするのはもう何度目か。いつ来ても高い天井と時間の蓄積が作り出した趣きのある空気が気持ち良い。PA機材を巣巣から借りたのでいつもよりもしっかりと音作りをすることができました。
インディーズ時代に書いた「平和なるサバービア」はセントラルパークが出てくるのでいつからか名古屋が舞台の歌だという解釈になっているので久しぶりに演奏。最近「pilgrim」を演奏するのが楽しい。気分がどんどん盛り上がっていく感じがいい。5年前にリリースしてあまりライブでやる機会がなかったのだけど、こういう再発見が嬉しい。リクエストをもらった「何もない人」はギタレレで演奏。
昼間のライブで春の日差しが窓から差し込むので、この日のセットリストは夜のイメージ少なめの選曲。「午後の窓から」から始まったのも雰囲気にあっていたように思います。「ストロボ」もお昼のイメージ。「週末の太陽」「太陽と満月」とお日様寄りの歌が並びます。カバーコーナーでR.E.M.を歌ったのは2005年にR.E.M.を追いかけて名古屋公演で出待ちしてマイケル・スタイプと写真を撮った思い出話から。そして「日向の猫」は窓からの木漏れ日のなかで鳴らすのに相応しい歌でした。
お昼のライブには子ども連れのお客さんも多い。名古屋公演ではいつも2人の「ハナリ」ちゃんを筆頭に、僕の歌やアルバムのタイトルから名前をつけたお子さんの状況報告が楽しい。初夏に生まれる予定の第一子に「あお」と付けますと報告してくれた夫婦もいて、背筋の伸びる思いがします。子どもたちが大きくなったときにファンになってもらえるようにきちんと活動していきたい所存です。
終演後サインをするときになんと15年前の名古屋のレコード店でのインストアイベントチラシを大事に保管していた人がいて、時を越えてサインを入れさせてもらいました。オフィシャルなフライヤーと違い、現地のスタッフが作ったものなので初めて見るものばかり。当時のセットリストをまだ大切に持っている人も。15年の時を思う。久しぶりにライブを観にきてくれた友だちと金山のブラジルコーヒーでご飯を食べたあと、もう一度サウンドベイへ。大きな中古レコード店は疲れた身体をふわっと軽くさせる魔法を持つ。1時間くらいレコード掘り。楽しかった!散々寄り道したあとに名古屋には泊まらず次の街である京都まで移動。旅は続きます。
Posted by monolog at 16:25│
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