
昨日のこと、朝から夕方まで頑張って下北沢leteライブの準備。新しい季節のセットリストで新鮮だが久しぶりに歌う歌が多いので緊張する。夕方から鎌倉へ。4月末以来、夏を通りすぎてしまった。10月から「ひなたのねこ」展でお世話になる雑貨店molnで展示スペースなどを打ち合わせ。ギャラリー芝生とも巣巣とも違う良い空間になりそうな気がしました。molnが親しくしている作家さんも加わってまた新しい出会いがありそうです。展示期間中のお花をお願いするフラワーアーティストのCHAJINさんにも期せずしてお会いすることができた。猫が招き猫が繋ぐ縁が楽しみです。
そしてカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュで毎年夏恒例のヒックスヴィルのライブ。今年はヒックスヴィル結成20年とディモンシュの開店から20周年ということで「20/20」と銘打ったお祭り。お客さんもたくさんで立ち見も出る大盛況でした。夏のヒックスヴィルを鎌倉で観るのはこれで3年目か。4月に観たライブがレア楽曲のみを演奏するものだったので、久々に全開のヒックスヴィルサウンドを堪能しました。名サントラ『FOLLOW ME』収録の「Through Spray Colored Glasses」の日本語カバー「夏の終わりに」もまさにばっちりのタイミングで聴くことができました。年内のアルバムリリースが名言されて嬉しかった!レコ発ライブは11月末とのこと。
この日は奇しくも小沢健二『LIFE』というひとつの歴史を作った超名盤リリースからちょうど20年という記念日で、ライブのMCのなかでもそのことについて触れられていましたが、僕が渋谷公会堂で初めて観たライブ “DISCO TO GO”はリリース前の『LIFE』楽曲をひたすら演奏するライブで、木暮さんと真城さん、そして真城さんの妹さんもコーラスとして参加されていた。そのときのヒックスヴィルは結成1年目だったということになる。20年前僕は二十歳で、GOMES THE HITMANを組んだ翌年。日本語でオリジナル曲を書き始めたころだった。初めて書いたのは「プロポーズ大作戦」という曲で、そこにある照れ隠しのような多幸感は確実に『LIFE』の影響下にある。
今度ヒックスヴィルは福岡cafe Teco(僕もずっとお世話になっているお店です)でライブをやるのだけど、それが15年ぶりの福岡ライブになるらしい。僕が初めてヒックスヴィル先輩たちにお会いしたのはその15年前の福岡での夜だった。僕は『weekend』のレコ発ツアー中で福岡公演が終わった後、ヒックスヴィルも天神のどこかで打ち上げパーティーをしているという情報を得てそのお店に忍び込んだのだ。お酒の勢いもあってものすごい熱量で“好き”を表明して気持ち悪がられたことを憶えている。あれから時間がたくさん過ぎた。20年、15年。
ディモンシュ堀内さんは愛猫ポチのことについて気にかけてくださっていてお偲びの言葉にまた泣きそうになった。打ち上げにも混ぜてもらって美味しいプレートをいただく。畠山美由紀さんも遊びにこられていたので『高野寛ソングブック』の「確かな光」の斬新カバーで驚かされたことを直接伝えることができた。真城さんともうるうるしながら犬猫の話を。きれいな花を持ってポチのお通夜にきてくれた中森さんにもようやっと香典返しのMONOLOGポチ号とバッジを渡せました。たくさん笑ってうるうるした、とても素晴らしい夏の終わりの夜でした。
そして怒涛の8月が過ぎ、今日から9月。まず下北沢leteでの定期演奏会から新しい季節のセットリストをスタートさせます。