
昨日のこと、お昼すぎから出かけて経堂ギャラリー芝生へ。「郵便、切手、消印はんこ展」初日に間に合わなかったスタンプを4種納品。とてもかわいくて、ハンコになると自分で描いた絵が客観的に見られるようになって不思議。しばらく在廊してお客さんとお話したりサインしたり。自分がどんなふうにこの展示に関われるのだろうかと考えていたのだけど、音楽を作って伝えることも手紙を書いて届けることも差出人と受取人がいるという点で共通している。受け取るときに心がパッと晴れるようなサムシングを付加したい。音楽も手紙も。ようやくじっくり展示を眺める余裕ができて、猫の切手が100枚入ったパックを購入、見ているだけで楽しい。
経堂から中目黒のトラベラーズファクトリーへ。「DON'T SING ANOTHER SONG」杉江篤志 PHOTO EXHIBITIONに間に合った。杉江くんとは2008年に名古屋のライブ会場で初めて会ってから(まだティーンエージャーだった)5年以上が経つ。彼は若く野心がありいつも目がキラキラしているから会うとこちらの背筋が伸びる。この展示のなかにはポチが亡くなって4日後くらいに撮ってもらった僕の写真もあるのだけど、カメラを気にせずにただそこにいてくださいという指示があり、付帯する悲しみごとフィルムに刻んでもらった。とても気に入っている。展示は月曜日まで。冊子も配布/販売中されていますので詳しくはHPをご覧ください。
御嶽山が噴火した。2011年秋に長野の木曽駒ヶ岳に(バスとロープウェイで)登ったときに書いた歌が『新しい青の時代』のなかの「やまびこの詩」なのだけど、多分そのとき僕はそこから御嶽山を眺めて「ああ、ここは死ぬにはうってつけの場所だなあ…」とうっとりと独りごちたはずで、しかし煙幕たなびき火山灰が紅葉を塗りつぶした灰色の世界では絶対そういうふうには思わなかっただろうなとテレビを観ながら呆然とした。登山者全員がすみやかに無事に救助されますように。