ポチ実、噛みグセがついてしまってなんでも噛む。特にカーペットの角の端っこなんかが大好きみたいだ。そしてレコード棚の隙間に入り込んでクッチャクッチャしてるから「なんなの?」と見てみたらレコードジャケットの角を噛んでいる…。アルファベット順に並んだ右端がくつろぎ場所のようで、末尾の“Yo La Tengo”とか“Wilco”が被害に。しかしおれは怒らないよ、ポチ実…。おまえは猫なのだから何をしようが自由だ。今日でポチ逝って17週間、119日目。台風が去っていよいよ秋の陽気は最終カーブを曲がって、1年のなかで今が一番心地良い日差しがリビングと2階アトリエ(モチベーションをあげるために仕事部屋をアトリエと呼ぶことにしたのだ…)に差し込む。特に午前中は天国のような暖かさで、ああ、この光を浴びて目を細めて毛づくろいをするポチにそっと寄り添いたいなあ、と思う。その景色のなかで今朝も、ポチの魂を小さな頭のなかに同乗させたポチ実が縦横無尽に駆けまわって光と埃が舞い上がるのです。
昨日はGOMES THE HITMAN11月恵比寿公演のチケット発売でした。もともと12月の“猫町オーケストラ”公演について構想を練っていたところ11月にもスケジュールの空きが発生したのでスターパインズカフェの追加公演的に急遽開催を決めたもの。前回の半分の大きさのハコなので今回もありがたいことに完売御礼となりましたが、チケット争奪戦みたいな今の状況をなんとか改善したいと思っています。10月公演が5分で売り切れて、今回も5分で完売ということなので現在の販売システムではお客さんが「カートに入れる/メールアドレス等を入力する/注文する」という作業に5分を要することがわかりました。昨日の夜にメンバー・スタッフ間で回した回覧板メールでも「もうちょっと収容人数のある会場はないだろうか…」というこれから先のことについての話題ばかりでした。会場を大きくするとそれなりのストレスがあっていろいろ難しくて、なかなか結論の出ない問題です。
来年のことはまだ全然未定なのだけど、たくさんのファンの方が集まってくれるのであればしかるべき活動をするだろうし、やりたいこととやるべきことには誠意を持って対峙していこうと思います。今昔からのGOMES THE HITMANのファンがちゃんと満足するような、そして世代を越えて音楽ファンが「初めて聴いたけどこのバンドいいな」「名前は知ってたけどライブ行ってみよう」と思わせるような、門戸を広く開放した活動ができたら本望だな、と考えます。年内は山田稔明のソロもGTHも、「ひなたのねこ」展もクリスマスもいろいろ目白押しなのでどうぞよろしくお願いします。
最後に先日のGOMES THE HITMAN吉祥寺公演のことを綴ってくれたブログをふたつ紹介。まずは山田稔明バンドやハンドメイドZINE「MONOLOG」でも僕をサポートしてくれるfishing with john五十嵐祐輔くんの日記から「
10月の復活劇」、楽しく読みました。そしてもうひとつは“青春ゾンビ”というブログのエントリーから「
GOMES THE HITMAN『15年目の“週末”ーUnited State of GOMES THE HITMAN』」、目利きサブカル美文家の文章は僕をふわふわと気持ちよくさせます。今回のライブについて何かのレポートを記録した方はぜひ読ませてくださいね。
通販STOREではGOMES THE HITMAN15周年Tシャツの通販もスタートしましたのでぜひに。どんどん寒くなっていく季節に時計の針を巻き戻して。
Posted by monolog at 11:52│
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