2015年03月26日

15年後の“こぶる野”、15年後の「コブルストーン」



昨日のこと、吉祥寺まで出かけて井の頭公園の桜を覗くもまだまだ開花前。週末にはここに春本番が訪れるのだろうか。広島からライターで小説家の清水浩司さんが上京していたので久しぶりに会うことに。久しぶり、というのが2004年以来というのが驚き。去年「きららちゃん」という本でお仕事をご一緒して電話で打ち合わせなどしていたのでその会っていない時間の長さに実感がわかない。急遽もうひとりの友だちDQS溝渕ケンイチロウに連絡。彼はなんと清水さんの小学校時代の同級生。ケンイチロウが来るのは内緒にしていたので清水さんもびっくりしていたが、「おうおう、ワレ、なんか飲み物頼みんさいー」とマッサンばりの広島弁が溢れだしていました(シミ、ミゾと呼び合っていたな)。

会っていない時間のぶんだけ歳を取って、故郷や古い友人、親、家族の話など昔とは少し違う内容の話をコーヒー一杯で数時間話していて、これは清水さんが15年前に書いた小説「コブルストーン」の後日談みたいだなあと感じた。ちょうどここ1週間でそのブックレットを集中して読み込んだ後だったのでなおさら。「調子はどうだい?」「暮らしはどう?」「最近こっちは…」みたいな会話ができることは僕らが築いた歴史が続いている証拠である。清水さんも4月のGOMES THE HITMANのライブを観にこれそうだということだった。

友だちに呼びかけるように4月25日は皆さんの青春と今に歌いかけるように『cobblestone』を柱とする三部作を演奏したいと思います。思い出と現在位置がクロスするようなポジティブなステージにしたい。ライブ当日はスターパインズカフェに来る前にちょっと井の頭公園に立ち寄るのもいいし、動物園でハナコに会いにいくのなんかも楽しいと思います。春の“こぶる野”を吉祥寺だと想定して。ライブ詳細、チケットについてはこちら





Posted by monolog at 09:51│Comments(0)TrackBack(0)

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