2015年04月16日

2015年の『cobblestone』|2015年の「コブルストーン」



昨日のこと、お昼から夜遅くまでずっとGOMES THE HITMANリハ。昨年の再始動以来初めてゲストギタリストを迎える。15年前の『cobblestone』を中心とする“まちづくり三部作”の録音、および「夏まちオーケストラ」と題した東名阪福ツアーでお世話になった橋本哲さんが去年は脳内変換/脳内再生されていた音やフレーズを忠実に弾いてくれるので演奏しながら自分たちのあるべき姿を鏡で見ているような感覚がある(実際スタジオの壁は一面が鏡だ)。思うことは「ちゃんと作ったな・・・」ということで、おそらく最初で最後になる“まちづくり三部作”楽曲完全演奏が今から楽しみで、終演したときのことを思って寂しくなっている。きっと今回初めて演奏する曲もあるはずで、すべての曲を譜面に起こして、さらにそれを見ることなくギターを楽しそうに弾いてくれる哲さんには大きな感謝を。チケットはもう少しあるので、ぜひ“一期一会”のシーンを目撃しにきていただけたら嬉しいです(チケットはこちら)。

そしてもうひとつ、清水浩司さん(「夫婦フーフー日記」原作者)に時を越えて完結章を執筆していただいた小説「コブルストーン」も内容が完成し、まもなく文庫本として刷り上がってくる。「15年後のコブルストーン」を受け取って読み終えて、思ったことを作品解説として書きました。最近は本を読まない人も増えているそうですが、ぜひスターパインズカフェのライブを見終わってこの文庫本を読みながら家路についてもらえたらな、と思います。音楽も小説も主役は作り手だけでなくて、受け取る側も登場人物なのです。あと1週間、わくわくします。8時間リハは身体にこたえるけど。




Posted by monolog at 09:36│Comments(0)TrackBack(0)

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