僕がここ数年使っているアコースティック・ギターはMartinのOM-18Vというやつで、2011年の地震が起こる少し前に買った。中古で買ったのでそんなに高いギターではなかったけど、とにかく音がカラッとしていてそれまで持ったどのアコースティック・ギターよりもしっくりきて、それ以来ずっと北海道から沖縄まで一緒に旅する僕のステージの相棒となった。5年のステージでの酷使で不調が続き、ついに先月からしばらくリペアショップに入院していたのが、今日僕の元へ帰ってきた。リペアマンは信頼のおける人で、施工内容をきれいな写真で報告してくれた。
ネイロデザインというお店。

うちに帰って早速ジャラーンと鳴らしてみると前よりも音が大きくなった印象もあるし、不具合はすべてクリアされてカラッと乾いた音。ネックを握った感じも慣れ親しんだ心地、しかしどこか新鮮。なんだかとても嬉しくなって、小一時間部屋にこもってわけもなくギターを弾いてしまった。新しい歌ができそうだ。楽器にはそういう力がある。ここ最近のレコーディングモードで僕の部屋には今ギターが8本くらい並んでいるが、このMartin OM-18Vには特別な感じがある。ビンテージではないが、作られて15年くらい経って良いエイジング。
早くこのギターを連れて新しい旅に出たいものだ。
Posted by monolog at 21:54│
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