2015年11月03日

4年目3周年のツバメコーヒー(2015年10月31日 @ 新潟 燕 ツバメコーヒー)【ライブ後記】



先週末の新潟2デイズを振り返ります。1年ぶりの新潟、そして車での旅も久しぶりなのでわくわくしながら東京を出発。新潟県燕市までは4時間かからない。途中の窓から見る景色が赤と黄色の木々で美しく、田園風景とあわせて命の洗濯をしているような感覚がありました。ツバメコーヒーではなんと2012年以来4度目のライブ、季節はいつも秋。こうやって毎年約束事のように帰ることのできる場所があることがとてもうれしい。

ツバメコーヒーに到着するとすでにアアルトコーヒー庄野さんとツバメコーヒー田中さんがトークイベントをやっていた。コーヒーが香り、円座に近い形でみんなが座って笑いの絶えない風景を見ていると、とても文化的で居心地の良い空間だなあと感じる。そもそもこのお店はアアルト庄野さん繋いでくれた縁、そこで大塚いちおさんと出会ったのだから、それは今年の『the loved one』に繋がっていくことになった。トーク終了後、バタバタと開演準備。大塚いちおさんとは前日に曲目を決定してのいきあたりばったり即興での歌と絵のコラボレーションとなりました。

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いちおさんにも手伝ってもらっていた吉祥寺での「猫のいる暮らし展」がこの日最終日ということで、<猫>をテーマにした曲でスタート。犬派のいちおさんの描く猫は可愛い。<文学・本>をテーマに歌うのは「アップダイク追記」「言葉の海に声を沈めて」。このイベントのジレンマは歌いながらだといちおさんの描く絵がリアルタイムで見れないことだ。じっくりお客さんになって観察したい。<五つ目の季節>という言葉を含む2曲を歌うとわかっていてもドキッとする。点と点が繋がって線になる感じ。

庄野さんといちおさんと僕が揃ったこの場所ならではの曲を歌おうと思って、<旧友>をテーマにしたセクションではエコーズのカバーを2曲歌った。昔は恥ずかしくて言い出せなかったが僕は(庄野さんもいちおさんも)エコーズが大好きなのだな。音楽はタイムマシンみたいだ、と本当に思う。エコーズの歌詞を口にすると自分が中学生くらいの頃に戻っていることに気付く。レアなセットリストでのライブとなりました。いちおさんの絵もすべてが美しく可笑しく可愛かった。

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また来年みんなで元気に会いましょう!





Posted by monolog at 09:32│Comments(0)TrackBack(0)

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