



在廊したカレンダー展、あるいはライブ会場でカレンダーにサインを描きいれるときにも「猫の誕生日に印をつけてください」という人がたくさんいて、そのたびに僕は「あなたのうちの猫の誕生日がはっきりわかってるんですか?」と質問した。多くの人が「うちにやってきた日」を誕生日としていたり、ダジャレみたいにして日時を決めていたり(もちろん本当に生まれた日がわかってる羨ましい家庭もありますが)、その返答を聞くのがとても面白かった。
うちのポチ実は野良猫を保護して家族になった猫なので詳しい出生は不明なのだけど、“生まれ変わり”を信じる僕は愛猫ポチが死んで2日後、お葬式をした2014年6月21日を誕生日に制定した(その後の考察でかなり事実と近いのではないかということになった)。ポチにいたっては僕がアメリカ好きだから、ということで7月4日のアメリカの独立記念日を誕生日とした。映画「7月4日に生まれて」にも因んでいる。こうやって人間のいいように運命の記念日を決められる猫たちですが、それは間違いなく心いっぱいの愛なのだ。
ということで、昨日1月21日でポチ実は1歳と7ヶ月ということになりました。大きくなった。