2016年01月23日

ジャジーなミッドタウン|午後からはラジオがいい



昨日のこと、夜になって六本木まで出かけてビルボードライブ東京でラスマス・フェイバー氏が主催するプラチナ・ジャズ・オーケストラのライブを観させていただいた。ラスマス・フェイバーさんはかつて僕が歌詞を書いた中島愛さんの「金色〜君を好きになってよかった」にアレンジャーとして関わったスイスの音楽家(「金色〜」の作曲は菅野よう子さん)、僕はこれまで一度もラスマス氏の音楽に触れたことがなかったのだけど、新旧の有名アニメソングをゴージャスなジャズにアレンジしたこの日のライブを興味深く堪能した。アニメソングに疎い僕には「タイガーマスク」と「銀河鉄道999」くらいしか判別できなかったけど、素材がアニメソングであることを差し引いてもハイクオリティなステージでした。“ジャズ”に触れる機会は個人的には好きないのだけど、やっぱりこの日もドラマーの手さばきに目を奪われる。そして最終的に耳に残るのはシンガーたちの歌声でした。

六本木に行く前に広尾に寄って髪を切ってもらった。ヘアサロンでは普段読まない雑誌を読むのが楽しみだけど、新年早々から続く芸能界や政界のゴシップを受けてか、いつもは購読していない週刊誌がいろいろ揃っていてあらためて目を通す。そしていろんなことを僕らやみんなが無責任に言うのだ。ところで、『the loved one』のオープニングを飾る「my favorite things」のなかの「昼過ぎのニュースとドラマを眺めて/午後からはラジオがいい」というフレーズを書いた頃より僕はもっとテレビを観なくなって一日中ラジオだけの日もあるのだけど、ラジオ生活を送っている(TBSラジオ派の)われわれには週刊文春に書いてあることよりも衝撃的なニュースがあった。午前中の帯番組「ゆうゆうワイド」の大沢悠里さんが30年の歴史に終止符を打ち番組を4月に降板するのだ。そして代わりに8時半から11時まで伊集院光氏が番組を担当し、11時から13時までの枠を音楽プロデューサー/作詞家/コラムニストのジェーン・スーさんが担当するという。これは大変だ。変化は大きいが、ノスタルジックに終止せず、なんだか楽しみでもある。

生活のリズムはどうなるだろうか。

Posted by monolog at 20:34│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL