




昨日のこと。午後から幡ヶ谷のPADDLERS COFFEEへ。お店の1周年記念の催事に高知のカフェterzo tempoの佐野夫妻がかき氷屋さんで上京というので会いにいったのだ。terzo tempoでライブをやったのはもう何年も前、台風直撃を受けてとても印象深い旅だった。その後もたびたび顔を合わせるがとても素敵な夫婦。そして今回もウソみたいに美味しいかき氷をいただいた。今年初かき氷。洋服と雑貨のRuskチームにも久々にお会いできて嬉しかったです。彼らに誘っていただいてもうすぐ高知でのイベントが決まりそう。今からとても楽しみ。
幡ヶ谷から渋谷に移動してSARAVAH東京でhi-poshi、こと、もりばやしみほさんのライブを観た。共演は元メンバーの近藤研二さん。近藤さんのソロアクトもとてもリラックスしていて良かった。そしてhi-posi、もりばやしさんは永遠の少女のよう。「ぼくらはひとり」とか「身体と歌だけの関係」とか20代の頃愛聴していたhi-posiの歌たちをまさか2016年に体験できるとは思ってもみなかった。水面にぽつん、ぽつんと頼りなく水滴が落ちていたのが次第にマーブリングで大きく優雅な模様になるような音楽だった。僕が初めて近藤さんと会うときに心底緊張したのは近藤さんが栗コーダーカルテットのメンバーである以上にhi-posiの人だったからだ(今ではとてもギターの上手い猫好き兄さんと身近になったが)。昨日のライブを聴きながら、'90年代当時フィッシュマンズとhi-posiを同じような感覚で聴いていたことを思い出した。
昨日渋谷のレコード屋さんでスフィアン・スティーヴンスの『Illinois』の10周年記念盤を見つけて購入。探していたやつ。このアルバムは2005年リリースなので、すでに11年が経ったのか。21世紀の個人的重要盤として五指に入るレコード、それにしても時間が経つのが早い。昨日は思いもよらないところから嬉しい報告もひとつあったのだけどそれはまた次の日記で。