2016年05月03日

隣の芝は青い|保護猫カフェCalico+むさしの



うちのお隣はノアちゃんというベンガル猫と家族がお住まいになっている。去年越してこられて、フェンス越しに仲良くさせていただいているのだけど(僕のインスタもご存知なのでこのブログもご覧になっているかな)ついにお隣の庭に芝がしかれた。入念に雑草を取り除いて下地を作って満を持しての芝、青くてとても整然としていて、まさに「隣の芝生は青く見える」という、そのまんまの状況だ。うちも数年前に芝をしいたのだけ見よう見まねで超適当にやっちゃったので芝からガンガン雑草がはえてきて残念な感じ。しかし気候のいいこの季節、お隣に刺激されて午前中の時間で黙々と雑草取りをしている。昨日はペンキを買ってきていろんなものを白く塗った。今年の春はいつもよりちょっとキレイな庭だ。これが梅雨が来て夏がくるともう手に負えなくなるのだけど…。

と、草取りに疲れてぼんやりしていたら近藤研二さんから「これから猫カフェ行きませんかー?」というお誘い。「この人どんだけ・・・」と思ったんだけど、そうだ、むさしの地域猫の会の会長“ねこむら”さんが関わっている保護猫カフェを覗きにいく約束をしていたのだ。小説『猫と五つ目の季節』に猫の譲渡会に行く場面があって、そこで会長さんが僕のファンだった、というシーンがあるが、それはそのまんま本当の話で、小説のなかの「エンケンさん」は近藤さんだ。

“ねこむら”さんがそれまでやっていた仕事をやめて保護された猫の里親募集の場所にもなる“猫カフェ”を吉祥寺のスタッフになって、そのお店が先月オープンしたのです。僕は猫カフェというものに初めて足を運びましたが、人懐っこい猫たちの愛くるしさにすぐ骨抜きにされてしまいました。多頭飼い崩壊、ブリーダーさんの急病、捨て猫、それぞれの猫にそれぞれの物語がある。なかでも“ねこむら”さんが4年間井の頭公園でエサをあげつづけたというレオくんからにじむ過酷な野良生活から解放された安堵感のようなものがとても印象的でした。

まだ告知などがじゅうぶんできてなくて見切り発車的なスタートだそうですが、興味のある方はぜひ覗いてみてください。里親募集型猫カフェ Calico+むさしの店、吉祥寺駅公園口出てすぐのところにあります。閉店時間になってお風呂あがりのごとく癒やされた僕に、帰り際の女性のお客さんが静かに話しかけてきた。「GOMES THE HITMANのCD持っててライブも行ってます。山田さんがいてビックリしました」と。ふにゃふにゃしたところを目撃されてしまいお恥ずかしい。ああ、猫かわいい。世界中の猫がみんな幸せでありますように、と願いながら愛猫の待つ家に早足で帰る大型連休の谷間の楽しい一日でした。






Posted by monolog at 09:53│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
雑草取りにペンキ塗り、山田さんはまめですね。うちの庭も、「旅に出る!」と言っている場合ではないのですが…帰ったら、山田さんを見習ってがんばってみます。
猫ちゃんたちの真っ直ぐな瞳。凛々しくて美しいですね。両耳が正面を向くと、集中モードに入るのかな?
近藤さんとのツーショット、ステージ上でも、ねこカフェでも、とてもいい感じです。同じことで楽しめるというのは気心がしれて、音楽にも反映されるのでしょうね。
行きたい立ち寄り先、また一つ増えました。あっ!ラジオ聴きます。
Posted by motokoishita at 2016年05月03日 16:59
ラジオを聴いて、自分自身、今なら山田さんの歌がかかったらすぐにわかる、という自信がついていることにうれしさを感じました。(歌といったのは、GTHの知らない曲でも声でわかるかも?という意味です。)
パーソナリティの方のコメント、じーんときました。村田さん、ありがとうございます。また、村田さんの曲と山田さんの詩で、いい曲が出現するのかな? いつかきっと聴けますように…。
Posted by motokoishita at 2016年05月03日 18:56