2016年10月04日

夜の科学 in 名古屋ーpale blue days(2016年10月2日 @ 名古屋 モノコト)【ライブ後記】



奈良での朝、気持ちよく晴れた日曜日。奈良から名古屋へは車で2時間の距離。久しぶりに名古屋でゆっくりできて嬉しい。まずコーヒーカジタで午後の一服。ここのコーヒーは旅路のオアシスだ。真空管アンプと大きな口径のスピーカーから穏やかな音でヴェルベット・アンダーグラウンドの3rdアルバムが流れていて「Pale Blue Eyes」を聴くという小さな奇跡。そこから大好きな本屋ON READINGへ寄り道草。そして金山のレコード屋サウンドベイでレコードを掘っていたらあっという間に入り時間になりました。

名古屋モノコトで歌うのは2012年以来。その間お店は大須のなかで引っ越しをして新しい場所に移っていた。少し小ぶりになった店内はこだわりのモノとコトがあふれる素晴らしい空間。入った瞬間にテンションがあがってしまいました。リハーサルを終えて、大須の街をぶらぶら。相変わらず雑多でキッチュで面白い街だ。いつも寄っていたロックTシャツの店も健在で、The SmithsのブートレグTシャツを買った。会場は満員御礼、夏の残り香のような熱気のなかライブはスタートしました。

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この日のライブの個人的テーマは「全部入り」でした。オープニングは『pale/みずいろの時代』から3曲。エレキギター、この旅ではFender Thinlineを弾きました。「スミス」を演奏する前に買ったばかりのThe Smiths Tシャツを自慢。秋の歌を用意したけれど、店内は汗ばむくらいの暑さで「遅れてきた青春」「アップダイク追記」を熱く演奏。「きみは三毛の子」「第2の人生」で客席もリラックスしたように思いました。

「吉祥寺ラプソディー」「saturday song」「ぼくのノート」と新曲を3曲立て続けに。「太陽と満月」からは椅子から立って演奏した。福島in-kyoでも同様に感じたが、こだわりの品物が並ぶ空間で「my favorite things」を歌うのは格別に気持ちがいい。好きなことを好きだと言い切れる大人になれたことを嬉しく思う。「calendar song」もいい感じにみんなおとなげなくていつも最高。アンコールも思い残すことのないよう3曲を歌いきって2時間半のステージでした。

名古屋は東京を含めた他のどの街よりも男性のお客さんが多くて驚いた。なぜそうなのかは解明できていないけど、客席に様々な世代の男性がいることは僕にとってとても嬉しいことだ。「ライブ会場って女性客ばかりなんだろうな」と思って物怖じしている男性諸君がいたら、ぜひ勇気を出して来て欲しい。なにより僕がそれを望んでいる。もちろん女性のお客さんがたくさん来てくれることも嬉しいので誤解のないように。とにかく、名古屋の久々のステージはとても有意義な充実した時間でした。ご来場いただいた皆さん、店主こころさん、スタッフのみんなに感謝。また会いましょう。

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Posted by monolog at 20:53│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
おそらく誰も誤解なんてしないから大丈夫!

Tシャツを自慢する得意気な顔が目に浮かびます♪
Posted by ニケ at 2016年10月04日 21:27
これだけ文字数使ったら、誤解するかも?(^^;)。 うふふ、得意気な顔、浮かびまーす。
面白い看板、あーーゴジラゴジラ。みんな(仮面ライダー除く)手の上げ方、かわいい。
熱気溢れる会場、面白そうです。(いすが天井に?!、山田さんの後ろのお人形さんかわいい!!。)

「好きなことを好きだと言い切れる大人になれた」、b-flowerの
「つまらない大人になってしまった」が対峙しました。
山田さんの気分、いいなぁと思います!。
Posted by motokoishita at 2016年10月05日 02:13

ライブ初めて行ったけど楽しめました!
会場で聴いた「気分」が雰囲気ありまくりで
mono好きの自分にはどストライクでした笑
アルバム聴いてますがセレナーデがいい感じです

またいつかライブ行きたいと思います。


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twitter見ましたがb-flowerのベストが出るんですね!

個人的にオーペネロープやbiceさんの
CDも再発してほしいって思ったり、、

GTHも再発やベスト盤出したりしないのですか?
( ˆ̑‵̮ˆ̑ )
Posted by FKP★ at 2016年10月06日 20:34