何の因果か、僕がb-flowerを“再発見”した年にキャリアを総括したベスト盤がリリースされるということで、「何か文章を」と頼まれて断る理由などなく、「白いリラの花言葉ー『the very best of b-flower songs written between 1987 and 1998』に寄せて」という寄稿文を書きました。先に聴かせてもらった2枚組の音源は本当に素晴らしく、ノスタルジーを越えていく何かがそこにはありました。僕のテキストは特設サイトとフライヤーで読むことができます。その歌の数々は怖いほど研ぎ澄まされたナイーブな視線が綴った短編小説集のようです。“日本最古のネオアコバンド”、忘れていた人は思い出して、知らなかった人が知るようになれば嬉しい。