2016年12月01日

“夜の科学 in 福岡ーpale blue days”(2016年11月26日 @ 福岡 ジョイトリップカフェ)【ライブ後記】



先週末のこと。春以来の帰郷、福岡でのライブ。前回は熊本の大地震直後ということで交通網の問題で遠方から来ることが叶わなかった方も多かったし、不安な状況での演奏だったからとても印象深い夜として刻まれた。今回こうして笑顔で、たくさんのお客さんの前に帰ってこれてとても嬉しかった。ジョイトリップカフェは3回目、しかしもうずっと通い慣れた店みたいな感覚がある。今回スイーツ担当の渡辺さんが作ってくれたアイシングクッキーはなんと「ポチ実とお隣のノアちゃんのティータイム」クッキー。手をかけて楽しいものを作ってくれてありがたい。

『pale/みずいろの時代』のモードで薄暗く始まったライブ、車の免許もないのに「車があるからどこへだって連れていくよ」と23年前に書いた「スミス」、能天気によく晴れた土曜日に車で海まで!と謳う「saturday song」、渋滞にはまったカップルのシーンから始まる「glenville」とドライブモードで続きました。外は雨でしたが「星降る街」が冬の始まりの福岡にはよく似合っていた。「第2の人生」には空気をぱっと変える陽性の魅力があって、このあたりから笑いの絶えない時間に。

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夏に書いた新曲たちを福岡で演奏できてよかった。「ぼくのノート」は「notebook song」というタイトルに変わりました。九州を離れてもうすぐ四半世紀、故郷よりも長く住むようになった東京を歌った「吉祥寺ラプソディー」「光の葡萄」と続きます。「calendar song」の「言う!そう!」のコール・アンド・レスポンス発祥の地はここ、福岡ジョイトリップカフェ。さすがの本場で大きな声と手拍子に背中を押されました。12月限定の「sweet december」を特別に解禁、濃厚な冬の旨味の詰まった歌。やっぱり冬はこれだね!と思うような。

終演後はたくさんのサインと握手。遠くから近くからご来場ありがとうございました。やっぱり福岡は自分にとって特別な場所、大好きな街。ジョイトリップカフェのみんなにもお世話になりました(おにぎりが美味しかったなあ)。受付や物販、撮影を手伝ってくれた地元の友だち組にも感謝。ライブが終わったら冷たい雨が降っていましたがあたたかな気分の夜でした。博多駅前の陥没跡をタクシーで走るというアトラクションも加わって充実した長い一日。また来年!

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Posted by monolog at 11:36│Comments(0)TrackBack(0)

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