2016年12月14日

「福田利之といくフィンランド」刊行記念クリスマスライブ(2016年12月3日 @ 奈良 NAOT NARA)【ライブ後記】



先々週の週末のこと。近藤研二さんとのデュオ編成で関西遠征、とても新鮮な旅だ。近藤さんは車で関西まで行くのは長いキャリアの中で初めてだということで、多分道中は心配と期待の間にいたのではないだろうか。ものすごく天気のいい土曜日で、富士山も美しかった。浜松で鰻も食べたし近藤さんには旅の楽しい面を多く感じてもらえたら、と願った。奈良にたどり着くまでになんだかくねくねと細く心細くなるような道を通ったが見たことのない景色が迎えてくれた。時間ぎりぎりに奈良NAOTに到着、息を切らしながら会場設営とリハーサルを。福田利之さんと一緒、原画も飾られた。僕らは3人とも吉祥寺界隈を根城にしているのに、こうやって奈良で合流することが面白い。

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この日のイベントは福田さんの『福田利之といくフィンランド』の刊行記念の企画。クリスマスソングで会場を温めてから、スライドを見ながらのトークが始まった。近藤さんは昨年フィンランド旅行をしているので福田さんの話と噛み合った。僕は「へええ」「それはなんなんですか?」と質問する役に回り、期せずしていいバランスになった。当初の福田さんから提案されたのは「笑福亭鶴瓶さんとアルフィー坂崎さんがゆるいトークをして、たまに歌を歌う」というイメージだったのだけど、まさにそんな感じになったのではないでしょうか。ずっと楽しくて笑っていました。



ライブもとても楽しいものになった。クリスマスソングを今年初めて解禁したので程よい緊張感もあり、近藤さんのソロパートでは美しい旋律に北欧の風景が想起された。NAOT NARAでのライブ、僕は今年3回目だったのだけど、前回披露した「わたしのドライバー」という高橋久美子ちゃんがNAOTのために書いた詩を僕が歌にした曲を近藤さんと演奏できて嬉しかった。「ララララ」というコーラスが「奈良、奈良」に変わっていくときのお客さんの嬉しそうな顔。とりあえず今は「わたしのドライバー」はここ、奈良でしか聴くことができない曲になった。

京都在住の友人でドラマーの川本くん(母のきまぐれ)が遊びにきていたのでステージへ呼び込んで無茶ぶり。鈴とタンバリンだけでグルーヴを添えてくれた。2月のカレンダー展の“CMソング”として作った「calendar song」を満員のお客さんを前にして演奏するのも感慨深い。「言う!そう!」のやりとり、ひときわ大きな声と手拍子だった。近藤さんとのセッションも旧知のコンビのように息があってきた。「第2の人生」を歌うと子どもたちがピクッと反応するのが楽しい。最後に歌った「sweet december」はもはや僕が書いた歌とは思えないくらい季節のスタンダード曲みたいに感じた。

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終演後は福田さん提供のグッズのプレゼント大会。たくさんの握手とサイン。遠くから近くから、奈良でのライブではこれまでで一番の集客だった。イラストレーションと歌とギターとフィンランドは思いのほか相性がいい。福田さんにはこれまで『Christmas Songs -standards and transfers』、そして『新しい青の時代』という僕の代表作のジャケットを描いていただいたが、この日みたいに組んで行うイベントは初めてだったので、なんだか点と点が繋がって太い線になったような感覚がありました。とにかく楽しくて嬉しかった。近藤さんも楽しそうで、旅の疲れもまだ見えず。打ち上げはいつものおでん屋さんで遅くまで。また奈良へは何回も行きたい。

来年3月にNAOT TOKYOでまたアニバーサリーイベントが決定しています。




Posted by monolog at 00:12│Comments(0)TrackBack(0)

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