2017年12月06日

“夜の科学 in 加古川ーsweet december 2017”(2017年12月2日 @ 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】



先週末の話、今年もチャッツワースでクリスマスのライブを。兵庫県の小さな町加古川、毎回毎回会場にいっぱいのお客さんに集まって歌を聴いてもらえることを当たり前だとは僕は全然思ってなくて、来るたびに感謝と驚きでいっぱいになる。店主岸本さんも含む熱心なファンの皆さんのおかげで、いつも楽しい時間を過ごさせてもらえることが嬉しい。快晴の神戸に降り立ち、加古川へ着いてバタバタと準備をするうちに階下ではチャッツワース名物の立食パーティーが始まっていました。これが交流の場になって加古川の公演はいつもどこよりも和やか。

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クリスマスライブと銘打っているので『Christmas Songs』のなかから「amazing grace」でスタート。この日はお客さんからのリクエストをたくさん取り入れたセットリストになりました。「男なら女なら」、未発表の「長距離ランナー」というマニアックな選曲、「day after day」も久しぶりに歌ってみると本当に気持ちのいい発語の快感のある曲だなあと感じた。ちょうど20年前にリリースしたCDのなかから「レモンひときれ」、僕のアーカイブスのなかでも数少ない紅茶が出てくる曲をチャッツワースでやる意味。「忘れな草」「言葉の海に声を沈めて」はリリースから15周年を迎えた『mono』から。

9月に行ったバリで書いた新曲も演奏できてよかったです。今年録り下ろしたクリスマスキャロルは「go tell it on the mountain」、サイモン&ガーファンクルやピーター、ポール&マリーの歌唱で慣れ親しんた曲でした。「chiurchbells ringing」は『SONG LIMBO』シリーズに収録されたレアな、数少ないGTH流クリスマスソング。導かれるように「星降る街」「サテライト」と冬の星座を思わせるような歌を続けました。アンコールがこないくらいたっぷり歌うというのがこの日のテーマだったのだけど、本編終わっても歌い足りなくて年末恒例「sweet december」、「あさってくらいの未来」、最後は声を枯らして「ハミングバード」で2時間半のステージは大団円。

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終演後はたくさんの握手とサインを。年に2回のペースで訪れる加古川は親戚の住む町のようで、とてもあたたかい。岸本さん家族との打ち上げは鍋。おしゃべりと大笑いとで時間があっという間に進みました。今年は夏、そして大阪イベントとお世話になったチャッツワース。東京で紅茶フェスの際にはうちにお招きすることもできてよかったな。また来年も同じように、しかし今年とはまた違う未来があるのだろうなーと思います。2017年、ありがとうございました。また来年。




Posted by monolog at 10:49│Comments(0)