2018年09月26日

猫町旅日記ーバリ島 2018(前編)

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9月の頭に無理やり1週間休みを取ってインドネシアのバリ島へ行ってきた。去年に続いて2回目だが、なぜバリ島?という問いにはそこでバリ島が受け入れてくれたから、というのが一番しっくりくる答え。今年は1月からずっとせわしなく動き続けたのでとにかく僕は何も考えずに休みたかった。レコード屋も本屋も流行りの洋服屋もないバリ島は何もしないのに最適な場所なのです。成田を朝に発った飛行機がバリ島に着く頃には黄昏時、イミグレを終わらせて外に出る頃には夜の帳が下りていました。夕飯はシンプルなバリの家庭料理。とにかく1日3食たっぷり食べまくるバリ滞在になった。

朝日が昇るのは6時半頃だけど、なぜだかやっぱり暗いうちから目が覚める。だんだん明るくなっていく空を眺めるのが好き。バリ2日目、朝早くから出かけてバリ式のマッサージへ。去年も来たKARSA SPA(カルサスパ)という、ウブドゥで一番人気のスパ。マッサージを受ける時って寝ないで気持ち良さをずっと感じていたいのに簡単に寝落ちして気づいたら終わってる。昼ご飯はThe Kayon(ザ・カヨン)という高級リゾートのレストラン。素敵なホテルに泊まってる妄想を抱きながらの食事はリーズナブルで良い。なんでも美味しかった。テガララン・ライステラスはその景色が旅人を圧倒する棚田。

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この日はウブドゥの街を散策。暑さとか日差し、「そうそう、この感じ」とワクワクしてくる。スーパーマーケットに行くのが面白い。普通のパンとかお惣菜とか生活感のあるものが余計に異国情緒を醸し出す。バリ島は果物の種類が豊富で、見たことのないようなものも多い。今回の旅で好きになったのはドラゴンフルーツ。グラノーラやシリアルにフルーツとヨーグルトをあわせて食べるのが朝の楽しみでした。ビールはビンタン。7月と8月にお酒をあんまり飲まなかった反動でバリ滞在中はビールばっかり飲んでた。この日も夜はシンプルなバリ家庭料理。鶏肉が美味しかったな。やっぱり暑い昼間に動き回ると夜は自然と眠くなる。いつのまにか眠りに落ちててハッと気づいたら丑三つ時というパターンが多かった。

3日目の朝も早く起きた。この日はガムランワークショップを受けることになっていて、音楽家のはしくれだから、そういう体験型のイベントをとても楽しみにしていた。デンパサールの「Mekar Bhuana(メカル・ブアナ)」、レクチャーしてくれるのはニュージーランドから移住してきたという白人の先生。僕よりひとつ年下だったけど、物腰柔らかに丁寧に教えてくれました。プリミティヴで即興的なものだと想像していたガムラン音楽が、規則的なパターンの組み合わせで構成されたものだということに驚かされたし、演奏の興が乗ってくると気持ちがどんどん高揚していくのもわかった。得難い経験をしました。

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バリ島旅行記はきまぐれに続く。

Posted by monolog at 18:17│Comments(0)