
2012年以来ずっと年に一回続く中目黒トラベラーズファクトリーでのアニバーサリーライブ。一昨年までは灼熱の真夏に、そして去年からは秋の開催になりました。突然のスコールの音を天井に感じながら歌ったいつかの夏の日を憶えています。今年は夏に京都でGOMES THE HITMAN、高橋徹也、b-flower八野英史さん、tico moon、そしてトラベラーズチーム、アアルトコーヒーとピワンカレーとで CAFE AALT-NATIVEを開催、その流れを受けての先週末のアニバーサリー企画でした。タイトルは僕がつけた。「ALTERNATIVE=オルタナティブ、主流ではないもうひとつの」という言葉と船頭のaalto coffeeを掛け合わせたいい名前だと思います。これからも続いていくのかな。
お昼前に会場入りして準備。ここのところ早起きのクセがついてるからすっと声が出る。若い頃はお昼のライブっていつも調子悪くて「時間早くて…」と言い訳していた気がする。考えていた曲順を直前で変更、このスペースは生音でもじゅうぶんなくらいこじんまりしていて、響きもいい。スニーカーでリズムをとるとコツコツという音も心地いいのです。旅をテーマに「pilgrim」からスタート。在庫なしになってしまっている『pilgrim』は来年でリリースから10年になる。どうにかしないと、とずっと思っている。アアルトコーヒーとの所縁の歌「アップダイク追記」、そして路線バスの旅を想像しながら「恋の見切り発車」、そして世界の終わりの旅を描く「世紀末のコロンブス」をギタレレで、マイクを通さない生音で。アアルトコーヒー庄野さんがツイッターにリンクを貼っていた2012年の映像、この頃から定期的に歌うようになった曲を2018年にバンドで正式にリリースできてよかった。


この日はGOMES THE HITMAN楽曲の弾き語りが新鮮だった。「午後の窓から」は秋のイメージ、そして季節をひとつ進めた「シネマ」。旅立ちの歌として一番に頭に浮かんだ「train song」、この曲を収録した『weekend』は来年で20周年の節目を迎える。「ユーフォリア」という曲は折に触れて思い出す歌。昨日久しぶりに歌ってみて言葉が跳ね返ってくる感じがしました。「notebook song」はもう僕の体にたっぷりと馴染んだ。そろそろちゃんとレコーディングしたいなと思います。こないだの巣巣に続いて「毎日のポートフォリオ」という2006年に書いた古い新曲、バンドでやってみたくなってきた。
「小さなハートブレイク」と「セラヴィとレリビー」は、毎回どちらかを歌えばいいかなと思って結局どっちも歌いたくなるセット。2曲ともトラベラーズファクトリーで歌うのは初めてだったはず。1年って結構長い時間だ。自分にとって重要な曲が2曲も増えるのだから。「hanalee」で締めくくって、アンコールで呼び戻されて「ハミングバード」。個人的にもとても手応えのある弾き語りでした。満員御礼、ご来場ありがとうございました。来場者みなさんに配られたオリジナルノート、有効期限が永遠のスタンプカードつき。なにがもらえるのか未定ですがぜひライブのたびにお持ちください。前日から2日間のトラベラーズファクトリーでの音楽とコーヒーとカレーとステーショナリーのお祭りでした。また来年もみんなで集まりましょう。

