年功序列で僕が先行、頭上を電車が走るこの会場に似合うと思って「blue moon skyline」からスタート。旅の始まりの象徴でもある。この日はエレキとアコギで演奏、「三日月のフープ」をエレキ弾き語りするのが最近大好き。ドライブ旅を回想しながら「glenville」、そしてつい先日ライブを見届けた青木慶則くんとの共作曲「この雨がやんだら」、続けて「雨の夜と月の光」で梅雨パート(しかしこの日も雨に降られませんでした)。GTH新曲「余韻」もひとりで歌うのが新鮮。僕とタカテツさんを結びつけて2013年作『新しい青の時代』から「光の葡萄」、暮らしはどう?からの「セラヴィとレリビー」、こっちはこうさ、相変わらずさ。

タカテツさんのステージ、久しぶりに観たけれど丁寧に綴られた素晴らしい演奏だった。いつも刺激をもらう。MCもリラックスしていて客席から何度も笑いが湧く。昔はふたりの共演時はなんとなく緊張感があったのが、どちらの演奏でも会場が心地よく揺れているのを見て「10年を経たなあ」という感慨が寄せてくる。カスタネッツ元さんともPLECTRUMタイちゃんとも近藤さんとも違う、僕とタカテツさんとの独特の関係性が、ある。
セッションは「幸せの風が吹くさ」から手拍子に支えられて熱くスタート。オフレコ馬鹿話を交えてニコニコしながら進んでいく。1997年に僕がタカテツさんに初めて出会った曲「真夜中のドライブイン」(26年経っている!)をこうやって合奏するとはね。カバーをやろうということになって、懐メロやビートルズやストーンズを選ばないところが二人らしい。去年のハリー・スタイルズの大ヒット作「AS IT WAS」を取り上げることは随分前に決まっていて、本番とても良い感じになりました。「君と僕とカップとソーサー」は2019年京都でのライブのために共作した歌。寝かせておいたら随分熟成した。いつか録音したいね。「my favorite things」「友よまた会おう」で大団円。2時間半越えの充実した夜になりました。たくさんのご来場ありがとうございました。次は大阪で。
KDハポンの皆さんにも心から感謝。また来ます。

