インスタグラムに記した療養メモに加筆転載。
10月10日、奇しくも「目の愛護デイ」だ(10と10で目と眉毛に見えるから)。左目の不調(飛蚊症の症状の急激で明確な自覚)を感じて、あれよあれよと網膜剥離の診断から緊急入院、手術、からの自宅療養は今日で17日目。左目はどんどん良く見えるようになって、目の中の水たまりも、もうあとほんの少し。いろんなことがいつも通りできるようになってきたけど、調子に乗るとやっぱりすぐ目が疲れる。ことの始まりから3週間が経った。
退院後2度目、術後の診断の日。吉祥寺からほど近いこの病院は本当にいつも混んでいるが、とてもシステマティックで(待ち時間は長いけれど)そんなにストレスはない。世の中には病と向き合う人がたくさんいるということを改めて知る機会。視力と眼圧、瞳の写真を撮って主治医の診察を待つ。瞳孔を開く目薬をさされるので5時間くらいずっと眩しい。ふと気づいたが、このフロア(アイセンター)の待合室には本を読んで順番を待つ人がほとんどいない。みんな目をつぶったり俯いている。僕もその一人。
名前を呼ばれて診察室へ。主治医の先生から「もう少しだけ目の中にガスが残っていて、一両日中になくなります。そしたら仰向けで寝ても大丈夫」と期待していた言葉を聞けた。網膜もしっかりくっついていて感染症もなく順調とのこと。「もうデスクワークや曲作りもしていい」と言われて、懸案の今週末のライブのことを話すと「汗が目に入らないように気をつけれ」とのことで、予定通り下北沢ラプソディーのカスタネッツ元さんとの2マンからライブ活動を再開したいと思います。ドキドキする。次の経過診断は2週間後。