ポチ実のワクチン接種と健康診断もかねて動物病院へ。夏の終わりからずっと近所で家を立てる音が日がな響いていて、騒音にはそんなに敏感じゃないと思っていたチミちゃんもストレスが溜まっているようで、最近食が細いので気になっていたけれど、いろいろ調べてもらっても問題はなさそう。この病院は先代ポチからお世話になっていて小説『猫と五つ目の季節』にも登場する“ダライ・ラマ先生”にチミちゃんも診てもらっている。「太ってる。もっと痩せていい」と告げられた。診察が終わると待合室にはたくさんの動物と飼い主さんが。不安そうな顔の人もいれば、ワンちゃん同士の交流を楽しんでいたり、様々。僕もここに来るとやっぱり今でも、9年前のポチの最期を思い出したりする。
小さな身体だけど大きな命、かけがえのない魂。できるかぎり元気に長生きしてね、チミちゃん。