お彼岸の時期。「暑さ寒さも彼岸まで」というけれどもまだまだダウンジャケットを手放せない3月。彼岸とか盆を意識するようになったのは先代猫ポチが旅立ってからだ。2018年に父を、昨年母を亡くしてからはやっぱり季節に反応してしまう。それは「あ、やべっ」という感じに近い。そりゃ毎日想いを馳せたり手を合わせたりしているつもりだけど気づけば写真立てに埃が積もっていたりする。日めくりのカレンダーが父母の写真の横に置いてあるけれど、忙しいときなんかは3日遅れの日付になってたりもする。生きていたときだって1週間1ヶ月も連絡もしないこともあったバカ息子を呆れて見下ろしているだろうか。写真の前でつぶやく言葉で一番多いのは「ごめん、ごめん」である。
土曜日に彼岸が明けるまで今週は多めに香を炊いている。鈴(りん)もいつもの倍鳴らそう。春はもうすぐそこ。

Posted by monolog at 23:21│
Comments(0) │