2024年05月29日

マキノゲン × 山田稔明 いつも旅の途中 2024新緑編(2024年5月25日 @ 下北沢ラプソディー)【ライブ後記】

恒例となったカスタネッツ牧野元さんとの2マン。下北沢ラプソディーが企画してくれなかったらこの機会は得られなかったと思うので感謝せずにはいられない。そのラプソディー8周年記念イベントを満員御礼で飾れて嬉しい。前週にもたっぷり打ち合わせしたはずなのに会場入りした我々の真面目さが爆発、なんと開場時間ぎりぎりまで2時間強も練習してしまった。普通ならヘトヘトのはずだけど、ライブが始まると大丈夫だから不思議。

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オープニングは僕がカスタネッツ「ムーンパレス」を。ポール・オースターの小説からタイトルが取られたこの曲をオースターを偲びながら。元さんが僕の「やまびこの詩」をカバーしてくれた。ハーモニーを付けたり輪唱したりするのも新鮮。「small good things」に鍵盤ハーモニカ、「ナイトスイミング」にもコーラスつけるのをトライしてくれる先輩。「僕はそれがとても不思議だった」も大好きな曲、「トーナメント」ではシェーカーとコーラスを。「新世界のジオラマ」はもはやレパートリー。「ニア」でギター弾くのがすごく楽しかった。

休憩を挟んで後半はカバーセッション。今回取り上げたのは大ネタとも言える佐野元春「SOMEDAY」。配信もあったのに元春さんのこといろいろ面白がって話してしまって大丈夫だっただろうか、反省。しかしやっぱり歌ってみてわかるこの曲の永遠の名曲さ。THE MODSは元さんが中学生のころ聴いていた曲、僕のレッド・ウォーリアーズも中2の季節に発表された曲。今回のフィッシュマンズカバーは「誰かを捜そう」。「いい言葉ちょうだい」も練習してたけど当日になって時間の都合でカットに(またいつか)。

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元さんが選曲した「サテライト」、2コーラス目を歌ってもらった。この日の「浮草」はとてもメロウでいい雰囲気だったな。「hanalee」も元さんのコーラスが入るとまた風合いが変わるのが面白いですね。本編最後は「裸眼」。この日はビートルズを2曲も歌った。「HELP」と「Across the Universe」、まるで部室で歌本を見ながら“歌ってみる”みたいな企画だったけど評判が良くて意外でした。若い頃に聴いてた曲は僕らを若い頃に戻すのだな。いつものボ・ガンボス「トンネルぬけて」で大団円。

立ち見の方もいらっしゃって、長時間お疲れさまでした。終演後はラプソディーの大きなモニターで佐野元春ライブ映像を見ながら打ち上げ。ツイキャス配信でお楽しみいただいた方もありがとうございました。アーカイブしばらくありますのでぜひ今からでもお楽しみいただければ(視聴チケットはこちら)。

また秋に元気に合流しましょう。


Posted by monolog at 00:03│Comments(2)
この記事へのコメント
マタアキニ≒マチャアキに
ニアリーイコールがつい気になる、そんな年頃なのです。
Posted by マキゲン at 2024年06月07日 21:05
次のカバーは「さらば恋人」かな
Posted by ymd at 2024年06月08日 14:12