うちにはポチ実(チミちゃん)という三毛猫と、通い猫で近年はうちの庭を寝ぐらに暮らすチミママ(ママン)という猫がいます。ママンはチミの本当のお母さんで、チミちゃんを保護したのが10年前で、ママンも10年前からうちに通ってくるようになり、チミの次の代の仔猫を産んだタイミングで保護猫活動をしているボランティアの方たちにお願いしてTNR(捕まえて不妊手術を施したあとに元いたところに戻す)してもらって地域猫となり、うちでご飯をあげていました。ほぼ毎日インスタグラムにその姿を投稿してて、2匹ともいつも可愛がって見守ってもらっていつも感謝しています。
今回、みなさんにママンについて報告があります。毎年の蚊アレルギーでの耳の炎症に加え、今年の猛烈な酷暑で日に日に小さく弱々しくなっていくママンをなんとかしたいと思い、時間をかけて準備をし、ついに先週彼女を屋内に保護しました。家の中に入ってきてご飯を食べているところを窓を閉めて閉じ込めたのです。もちろんママンはパニックになりましたが用意していたキャリーバッグになんとか誘導。病院へ行って健康チェックもしてもらいました。
結果、FIV(猫エイズ)とFeLV(猫の白血病)は陰性、血液検査の結果も優秀、体重は3.2キロ。ノミダニとおなかの虫の駆虫もしてもらって、脱水気味だったので輸液とそれに耳の炎症用のステロイドも混ぜてもらいました。蚊と過酷な暑さでクタクタになってはいますがママンはとても健康、さすがチミのお母さんだなと思いました。誕生日は保護した8月2日にしました。年齢は13歳ということに。
この金曜日で保護して1週間になりますが基本的にはケージのなかで暮らしていて、やっぱりあいかわらず毎度シャーシャーいいます。昨日くらいから革手袋をしてコーミングすると気持ちいいみたいでリラックスするようになって、そのときには素手で触れる。で、今日は初めてちゅーるを僕の手から食べたのです(感動)。昼間は寝てて、夜になるとオンオン鳴きますが、なんとか家の暮らしに慣れてくれたらと思って人も猫もがんばっているところです。
チミちゃんは神経質になることなく飄々とママンを迎えていて、ママンが悲しい声を出してると心配して見にいったり、精神的にも落ち着いて対処しているようです。ママンの野生味溢れる姿が好きだった皆さんには屋内でしょんぼりいじけたような姿を見て物足りなく思われるかもしれませんが、いろいろご理解いただけたらうれしいです。
とにかくママンは先週から、エアコンが効いて、食べ物も水もたっぷり備えられたわが家の中でシャーシャーいって暮らし始めたところです。たくさんの♡をいつもありがとうございます。今後とも心強く見守っていただけたら。
山田稔明
Posted by monolog at 23:59│
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