下北沢CLUB QueでPLECTRUMのワンマンライブを観た。もう20年以上の付き合いになる。ギタリストのアッキーは2000年代のGOMES THE HITMAN『mono』『omni』『ripple』をサポートギターとして支えてくれたし、ボーカルのタイちゃんは2020年代に入ってバンド5人目のメンバーとも言えるくらいお世話になっている。ベース千ヶ崎くんには山田ソロでもベースを弾いてもらったことがあるし、ドラムもっくんとは一緒に課外活動バンド サトミツ&ザ・トイレッツをやってたりして、親戚みたいなバンド、いや、もっと兄弟とかいとこに近いかもね。
ライブは素晴らしくて特に前半の音の研ぎ澄まされた感じはこれまで何度も観たライブの中で一番良いんじゃないかと思ったほどだった。アッキーの機材トラブルで意図せずPLECTRUMというバンドのとても詳細な生い立ちが語られて、知らない話もたくさんあって興味深かった。バンドの長い歴史のなかでいくつも生み出された奇跡のロックオペラみたいな楽曲たちがたたみかけられて、自然に身体が揺れて、フレーズを口ずさみ、両手をあげたり拍手をしたり、最後までずっとスペクタクルな最高のステージでした。
終演後は同窓会みたいに古い友だちがたくさん。1990年代から音楽を鳴らし続けている音楽仲間たち。これだけ人が集まるのはPLECTRUMというバンドの人懐っこさのなせる技であり、平日の開催で週末それぞれ忙しいみんなのスケジュールの都合がよかったのかもしれない。とにかく楽しく懐かしくて久しぶりに遅くまで打ち上げに参加。みんな元気で嬉しかったし、長く会ってない友だちのことも想った夜でした。
オレもがんばろうって思った。