2024年12月11日

夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字(2024年12月8日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

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毎年誕生日に一番近い週末に行うソロワンマン「夜の科学」、もういつからやってるかも思い出せないくらいずっと12月恒例のステージ。秋に続いて7人編成での贅沢なアンサンブルとなりました。最初の音を出した瞬間から最後までとても幸せな響きのなかで私服の時間。1曲目は「new sensation」まだ音源化されていないこの曲は小さな“宣誓”みたいな気持ちで書いた曲で、だからタイトルは少しダジャレでもある。ちょっと曲構成をアレンジをリニューアルしてとても良い感じになった。「どこへ向かうか」「home sweet home」と続き、ここまで近藤さんはバンジョーを弾いてくれて新鮮。「クレールとノアール」も久しぶり、演奏してて楽しい曲だ。

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僕が歌詞を書いて近藤さんが曲をつけた「猫のふりをして」、ママンの歌「シャーとニャーのはざまで」は来たるべき“ニャーアルバム”からの曲。上野くんのフルートが縦横無尽に飛び交う。「glenville」の安宅くんのペダルスティールギターの音色、僕と近藤さんと安宅くんの3声コーラス。「月あかりのナイトスイミング」の真里さんのピアノ。「三日月のフープ」はイトケンさんと五十嵐くんのリズム隊がグルーヴする。バンドって楽しいなあっていう瞬間がいくつも。

エモーショナルな「音楽は魔法?」みたいな曲が新しくセットリストに加わったことも嬉しい。「太陽と満月」も客席からのハンドクラップに煽られるように熱い演奏に。今から15年くらい前にウクレレを練習してるときにできた「hanalee」をあらためてウクレレで弾き歌おうと思いついたのは当日のことでした。この曲もコーラスが充実、バンドって楽しいなあ。

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この日のライブタイトル、副題は「あいが最初の二文字」。今年書いた「あいとわをん」から取られたフレーズ。この日のハイライトのひとつは「あいとわをん」だったかと思う。この曲を夢のなかで書いたことが自分のなかではとても大きな出来事。「SING A SONG」でみんなで手拍子、僕の年の数だけ手を叩いてくれた皆さんに感謝。「星降る街」「光の葡萄」で冬の澄んだ夜空を想いながら、本編の最後は「セラヴィとレリビー」、早くこの歌もレコーディングしたいな。

アンコールで期せずしてバースデーケーキのサプライズ。近藤さんお気に入りの自由が丘のパティスリーで買ってきてくれたケーキはその名も「セラヴィ」でした(超おいしかった!)。いくつになってもお祝いしてもらうことは幸せで嬉しいことです。「calendar song」も2年ぶりくらいじゃないかな。ユー・ソーの掛け合いも良かった。「sweet december」を再びウクレレで。最後は「ハミングバード」で大団円。今年も無事またひとつ年を重ねることができました。当たり前のことじゃない、とてもかけがえのない日々の積み重ね。心強いメンバーのみんな、スタッフみんな、スターパインズカフェの皆さん、そしてもちろんお客さん、猫たちにも心から感謝を。

本当にたくさんのお祝いをありがとうございました。いっぱいお返しします。

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photo by ka-ko.
thank you!

Posted by monolog at 23:55│Comments(0)