2024年12月18日

LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から(2024年12月14日 @ 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】

2008年にソロ弾き語り(安宅浩司くんと共演)の初ライブから16年、西のホームとして親戚のようにお世話になってきた加古川チャッツワース。年内で閉店してしまうため最後の公演は前もってアナウンスされた山田稔明とGOMES THE HITMANの他に、チャッツワース長男のカズト、そしてキーボード堀越の一階店舗でのソロ弾き語りまで含めてとても豪華なフィナーレにになりました。さびしいけれど、また新しい始まりを感じさせるような。

僕のソロ、紅茶の美味しい喫茶店チャッツワースのために書いた「カフェの厨房から」で始まり、ここで初演した「歓びの歌」、リクエストに応えて「pilgrim」(あたたかなココアをあたたかな紅茶と歌い変えるところまでリクエスト通り)、湿っぽくなりたくなかったから「シャーとニャーのはざまで」、そしてアメイジング・グレイスを挟み込んで「あいとわをん」、最後は「calendar song」。バンドメンバーにソロのステージを観られるのはなんか恥ずかしかったな。

2024-12-15 7.57のイメージ

2024-12-15 7.55のイメージ

GOMES THE HITMANの演奏は「baby driver」からスタート。軽快な「北風ロック」が続き、会場も盛り上がってきた。「星に輪ゴムを」を歌い上げたあと堀越ボーカル「お別れの手紙」と「train song」を続けて。いつも神戸空港から加古川に来るまでに見る電車の窓からの景色を思う。「溶けて死ぬのさ」は岸本さんのリクエスト。なぜにこの曲?喫茶店でのライブとは思えないようなサウンドで演奏、音響を担当してくれた真田さんは最後を見届けたくて手弁当でやってきてくれました。感謝。「tsubomi」は料理長はつ江さんのリクエスト。

喫茶三部作と名付けて「レモンひときれ」「コーヒー」そして「レモンティーと手紙」を。根っからのコーヒー派だった僕に紅茶の楽しみを教えてくれたのは間違いなくチャッツワース。「blue hour」も久しぶりに歌ってみたらしみじみした。新曲「余韻」が続く。これらの新曲群をここで演奏できたことが嬉しい。『memori』収録の「ホウセンカ」のピアノはチャッツワース1階のアップライトピアノで録音したからこれもここで最後に歌いたかった。本編最後は長女ルナちゃんのリクエストで「明日は今日と同じ未来」。

line_oa_chat_241215_105625

アンコールでチャッツワース岸本さんとはつ江さんにお花とボーダーシャツをプレゼント。はつ江さんは本当にいつも僕のTシャツを着てくれてる。ボーダーシャツもユニフォームにしてください。そしてここでこの日一番のサプライズ。岸本さんが店舗を掃除していたら出てきたというはつ江さんが作詞作曲した歌詞と譜面。僕がそれをもとにアレンジして歌った「スマイル」。みんな泣き笑いでとても良い時間でしたね。ハイライトだったかな。まっすぐな言葉が素晴らしかったです。「sweet december」を今年はもっと特別な感慨を持って歌いました。最後は「雨の夜と月の光」。終わるのが惜しかった。

会場を埋めたみんなの楽しそうな顔、拍手、手拍子を忘れないでおこうと思います。終演後も長いことサインや語り合い。チャッツワースが、岸本さんたちがお客さんにどれだけ愛されているかを感じました。ここで16年やらせてもらって本当にありがたかった。少し先の未来でまたいろんな場所で会いましょう。打ち上げには同じ加古川のライブカフェCECILの島田さんも来てくれてずっと楽しくて、またこれからも加古川に来たいとあらためて思いました。感謝しかないです、ほんと。

ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

IMG_2706

IMG_2707


Posted by monolog at 23:37│Comments(0)