2025年02月14日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(10)

チミママ(ママン)がどんどんリラックスした表情を見てせくれるようになったことが嬉しい。2月になって朝、太陽のリビングに光の筋になって射す季節になった。それに気づいたママンは温かい日差しのなかで窓のほうに顔を向けて目を細めた。うちの猫になる前は屋根で昼寝をしたり一番日の当たる場所で日向ぼっこをしていたけれど、ずっと薄暗いケージのなかが彼女の安全地帯だった。半年を経て太陽のあたたかさを突然思い出したようなワクワクした顔をしている、と思った。太陽の光線が移動するのにあわせて居場所を変えて、ペロペロと毛繕いをする。猫は被毛に太陽を浴びるとビタミンDを生成してそれを舐めて取り入れる、という本当かウソかわからない説があるけれど、その様子を見ていると絶対的に体に良さそうに感じる。健康的だし柔らかくリラックスしている姿は僕の気分も穏やかにさせる。

ママンは昼間はだいたいぐっすり寝ている。声をかけるとあくびをする。警戒心はもうそんなにないけれど、顔を近づけて手を伸ばすとちゃんと(?)シャーとパンチが飛んでくるところは変わらない。耳のかさぶたはだんだん小さくなってきているけれどまだ剥がれては血が滲んでまた固まるっていうのを繰り返しているから、それだけが気がかり(薬を毎日塗っています)。トトン!と音がするとママンがケージから出てきて伸びをする。ネズミ遊びの時間だ。これが本当に飽きない。やめない。僕のほうが疲れて音を上げてしまう。

ちよだ猫まつりが迫ってきた。1年前の今頃はママンが外にいる通い猫だったなんて、遠い夢のようにも感じる。猫まつりに向けてママンをモチーフに新しいグッズをいろいろ作った(自分がほしいものを作ってしまうのです)。メインビジュアルとしてママンのいさましい顔に「I'm at home」という言葉を添えたのは「家にいる」と「くつろいでいる」というダブルミーニングを含ませたかった。ママンが、そしてチミちゃんが、あるいは僕自身があとどれくらい元気で一緒に暮らせるかは神のみぞ知ることだけど、心のなかでおまじないのように「Together Forever」と唱えているのである。

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Posted by monolog at 23:06│Comments(0)