2025年06月18日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(18)

6回目の通院でママンの左耳の扁平上皮がんの治療が完了した。ゴールデンウィーク直前にセカンドオピニオンを聞きにいったのが最初で、先生の説明に至極納得して手術を受ける決意して術前の検査。そして5月3日に左耳介切除の手術、翌日に退院してエリザベスカラー生活が始まって、1週間後の術跡の診断、さらにそれから1週間後に抜糸でカラー生活から解放。そのつど懸念されていたもう片方の耳や他の部位、リンパ節へのがんの転移がないことも判明。思い詰めていた気持ちが少しずつ緩んでいく感覚がありました。手術した傷跡は先生たちがびっくりするくらいきれいにふさがった。片耳がなくなったけれど聴力がなくなったわけではない。ただ、 “耳をそばだてる”ことができなくなって聞こえ方は少し変わったのかな。そのへんの感覚をママンに聞いてみたいところ。

手術から一ヶ月後に再び全身麻酔を伴う電気化学療法という治療を受けたママン、さらにその翌週に経過を見るための、都合6回目の通院で先生から「完了。バッチリ!」と言われました。正直、呆然としてしまって「え、ほんとに?」とこぼれた言葉のその先がうまく継げなかった。先生のカラッとした笑顔を見て本当なんだなと安堵のため息をつきました。4月にかかりつけの動物病院で病理検査して扁平上皮がんがわかってから約3ヶ月、心の休まるときはなかった。うれしい、本当に。

僕に奇襲をかけられてキャリーバッグに閉じ込められて車で1時間の病院への行き帰り。帰宅すると機嫌を損ねたママンは押入れ(ママンが籠もるために開放してある)に隠れてそこから出てこないという抵抗を見せるのだけど、おなかが減って「にゃー」とかぼそい声で鳴きながらリビングに戻ってくるママンがとても愛おしい。「ごめんよ」と声をかけるとくねくねと甘えたように床に転がるのをワシャワシャとブラシで撫で、素手で撫で、膝の上に抱こうとして怒られる。もう病院行かなくていいから、もうちょっと仲良くなれたらいいな。

たくさんのご支援、あたたかい言葉、応援メッセージに心から感謝を。ママンがんばった。チミちゃんも偉かった。今度は僕が誰かの手助けやサポートをできますように。

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Posted by monolog at 23:03│Comments(0)