2026年06月04日

猫の絵

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去年の春から毎日猫の絵をスケッチするようになって、B6サイズのマルマンのスケッチブックが19冊目になった。毎日1枚の絵をだいたい10分かけないで描く。ツアーなんかで家を離れる日以外は描く。写真を撮らずに目で見た猫を描く。自分のなかでルールを決めてそれを淡々と続けること、僕はそれが得意だ。水彩色鉛筆と透明水彩絵具をあわせて描くのだけど(水彩色鉛筆は濡らした筆に溶けて滲む)、チミの三毛の色はもうコレと決まっている色があって、黒の鉛筆はだいたいなんでもいいし、白は紙の白をそのまま使って、しかし何種類もある茶色をいろいろ試してみても「やっぱりなんか違う」っていうことになって、結局ドイツの文房具メーカーSTEADLERのKARATっていう色鉛筆の少し赤みのある茶色でしかチミにならない。そうすると1年も描き続けているとその茶色の鉛筆だけ他よりもチビてくるわけで、いよいよ描きづらくなってきた。

こないだ東急ハンズに行ったのはSTEADLERの色鉛筆が目的だったのが、お目当てのものは見つからなかった。単体ではなかなか手に入りにくいものになっているらしい。AIに聞いて、代替えに良さそうな品番を教えてもらったけれど、やっぱりそれも違う。ネットで探してやっと栃木の文房具屋さんから色鉛筆を取り寄せた。送料のほうが高かったけれど、描いてみるとちゃんとチミになった。2本買ったからもうしばらくは心配がなさそうだ。

スケッチを初めたきっかけは昨年の5月、扁平上皮がんの治療で左耳を切除手術したママンの痛々しい姿を写真ではなくイラストに描きとめようと思ったことだった。最初の拙い絵のママンがスケッチブックの1冊目にはエリザベスカラーを付けてうずくまっていて、もう懐かしい。目で見たもののスケッチしかしないというルールゆえ、ママンをしばらく描いてなかったから昨日思い立って壁に貼ってある写真を見ながらママンの絵を描いた。ママンは基本的には黒の色鉛筆だけで描けて、目は黄色、鼻まわりだけ薄い茶色を塗る。久しぶりに描いたてみてもママンの模様のことを全然忘れてなくて、安心というか、まあまだそんなに時間も経ってないけれど、いろんなことを心に留めておかないとどんどん忘れていくんだろうなと思う。

一回始めたことをやめないクセが僕にはある。いつまでこのスケッチを描き続けるのか自分でもわからないし、楽しみでもある。

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Posted by monolog at 23:09│Comments(3)
この記事へのコメント
銀座の伊東屋さんに、バラ売り色鉛筆沢山あったんですが…お目当てあれば良いですね!
Posted by GINZA at 2026年06月05日 16:52
色鉛筆のこだわり素晴らしいですね☺️だから、いつも写真のように綺麗なのかな🥰山田さんが描く久しぶりのママンちゃん🥹よーく知ってる表情です🥹
Posted by ケーチャン at 2026年06月06日 10:47
2年ぶりに用あって六本木のGALLERIAに。
目当てのGALLERYもチーズケーキの店も無くなっていてインバウンドに向けた方向になのか
日本製品の良品や日本らしいものを扱う店、高級ブランドの店ばかりでした。
日本の良いタオル屋さんにも用があり
残っていてくれてありがたかったです。
そんな中、STEADLERの店が出ていましたのでお知らせまで。
この記事を拝見する前でしたので
気になりながらも急いでいるのでスルーでした。
タオルに刺繍を入れていただいているのを受け取りがてらKARAT、、、聞いてみますね。
ウッカリしないようにしないと、、、
ご自身で発注『ストック可能か』等、聞いてみられたほうが早いかもしれません🤗
Posted by STEADLERのKARAT at 2026年06月07日 11:00