POOLSIDEのニール・ヤングカバー「Harvest Moon」を聴きながらステージへ。この日のステージ上のドレスコートは「青」でした。オープニングは最初から決まっていた、9月の満月の歌「harvest moon」。今月の満月は9月27日、もう1回歌う機会がありそうです。久しぶりの7人編成バンドでのライブの幕開けから「太陽と満月」でメンバー紹介とソロまわしを。エレキギターに持ち替えて「三日月のフープ」、この曲はバンドでやるといつもより心が熱くなる。真里さんのピアノに誘われる「月あかりのナイトスイミング」まで4曲続けてお月さまの歌を歌いました。



秋の色濃いここ数日の天気に呼応して「光と水の新しい関係」、本当はこの後に「光の葡萄」が“光”繋がりで続くはずだったのが僕がそれを飛ばしてしまいました。スターパインズカフェの29周年のことを早く言いたくなったのかもしれません。「吉祥寺ラプソディ」でアニバーサリーをセレブレーション。「glenville」「hanalee」はソロ最初期からずっと演奏してきた曲。
先月のレコ発&還暦ライブの記憶も鮮やかな近藤さんと猫の歌「猫のふりをして」、「最後のお願い」と最新作『シャーとニャーのはざまで』から。さっき飛ばしてしまった「光の葡萄」をシャインマスカットの話題から繋ぐという荒技、しかしそれくらいの軽さから歌うのがこの曲のシリアスさとバランスがいいのかもしれません。本当は上野くんはお休みするはずだった「光の葡萄」、僕のミスによりスペシャルな響きになりました。怪我の功名。
新曲「なんということもないありふれた日々の話」はギタレレで。GOMES THE HITMANでの「one day」はロッカバラードっぽい感じだったのが、ソロではアコースティックで室内楽できな風合いに。「小さな巣をつくるように暮らすこと」も久しぶりにバンドアンサンブルで。そして「八月のベルカント」を今年歌いおさめ。イトケンさんと五十嵐くんのリズムが気持ちよくて、個人的にはこの曲がこの日のハイライトでした。とても美しい時間だったなあと思います。感動しました。



終盤「lucky star」と「ハミングバード」と熱い演奏。あらためてバンド映えする楽曲がこんなにあるものかと、もっと合奏の機会を増やしたいなと思いました。アンコールでは「風合い」、バンドのダイナミズムに対して小さな音のアンサンブルもとても新鮮。「セラヴィとレリビー」を胸に抱いて、最後は「my favorite things」で大団円。古いのから新しいのまで全19曲2時間ちょっとの「夜の科学69」でした。次回は記念すべき70回目。12月5日に予定しています。
月曜日の、足元悪い不安な天候のなかたくさんのご来場ありがとうございました。手伝ってくれたスタッフみんな、いつも心強いスターパインズカフェのスタッフ皆さんにも心から感謝。29周年おめでとうございます。これからも素敵な音楽が生まれる場所であり続けてください。
