2020年05月17日

今年のTシャツはこれで

GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート/雨の夜と月の光」両A面7インチシングルがリリースされた。20数年前音楽家としてのキャリアが始まったときから慣例行事として、自分の作品を普通に注文して購入するということを続けているのですが、今回のレコードもソニーミュージックショップで早々に申し込んでいたやつが土曜日に届いた。当然特典のサインもついてきて、何百枚も描いたうちの一枚が手元に戻ってきたわけだ(このサイン色紙は商品化実現までにお申し込みいただいた方への特典なので、現在販売中のものにはつきません。ごめんなさい)。この何百枚も描いたイラスト、これがなかなか可愛くて、それをそのままTシャツにしようと思いました。今年のTシャツはこれで。

明後日5月19日(火)0時から5月いっぱい受注を受け付けて6月以降に発送というスケジュールを予定しています。色は白に黒インク、ボディはスタンダードなかたちのやつS/M/L/XL、ワイドTシャツ(レディース1サイズとメンズM/L)という展開で。詳細はまた通販ページにて。先週から「MONOLOG vol.1(2011年2月創刊号)の電子書籍化したものをダウンロード購入できるようになりました。そちらもあわせてぜひ。

さあわれわれはどんな夏を迎えるのでしょうか。

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GOMES THE HITMANオフィシャル通販STORE  

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2018年06月17日

山田稔明 Tシャツ展 “トーク&ライブ”(2018年6月16日 @ 経堂 cafe+gallery 芝生)【SETLIST】【ライブ後記】

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2018年6月16日(土)@ 経堂 cafe+gallery 芝生
山田稔明 Tシャツ展 “トーク&ライブ”


1.believe in magic in summertime?(『down the river to the sea』)
2.海があればよかった(『down the river to the sea』)
3.ストロボ(『neon, strobe and flashlight』)
4.何もない人(『weekend』)

5.Tシャツレボリューション(ザ・コレクターズ カバー)
6.ペニーアーケードの年(b-flower カバー)
7.ローラースケート・パーク(小沢健二 カバー)
8.saturday song(新曲)
9.my favorite things(『the loved one』)

EN
10.新しい季節(『neon, strobe and flashlight』)



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6月8日から始まったTシャツ展、会期中2回目のクローズドイベントが昨晩盛況のうちに終了しました。先週とまったく同じセットリストで演奏しましたが、1週間前はくらくらするほど暑くて汗だくだったのに、昨日は反対にTシャツだけだと寒くて震えるほどで、6月の気候の振り幅を思い知らされることになりました。予想以上にたくさんのお申込みがあり、ご来場のご希望が叶わなかった方が多くいらっしゃったことを申し訳なく思います。小さなギャラリー芝生の空間でPA機材を使わず生音で演奏するのはとても心地よかったです。自分の部屋で歌っているのと同じ響き、leteにも近いかなあと思った。

先週も昨日もTシャツの歴史とか妙なこだわりをつべこべしゃべって「Tシャツ展」でのトーク&ライブが始まりました。自分で書いた歌のなかで「Tシャツ」「シャツ」が出てくる歌を歌う試み。最初の「believe in magic in summertime?」には「Tシャツの上に薄手のシャツを着て夏支度の最中」という、1行のなかにシャツという言葉が2度も出てくる、今の自分なら推敲で落としてしまう反復。「海があればよかった」も同じく1997年のインディーズ時代のCDからの歌で、「Tシャツに張り付いた良い色に焼けたその赤い素肌/とりこにさせて」という今なら書かない非等身大の言葉が面白い。「ストロボ」では「知らない誰かに胸がときめくのは/目に鮮やかなブルーのシャツのせいだ」と歌いますが、襟付きシャツのつもりでいたこのフレーズももしかしたらTシャツだったのでは?と19年を経て思いなおした。

いつも「何もない人」を歌うとカラカラとグラスの氷が音を立てて何も予定のない夏休みの風景が浮かんでくる。「ベランダでひるがえるTシャツが/曇りなき青色に溶け出す晴れた日に」は自分が書いてきた言葉の中でも五指に入る好きな一節。他に「シャツ」出てくるけどセットリストの選から漏れたのは「真夏のスキャット(最初に会ったその日から僕はなんにも変わらずに/ほらね/去年と同じシャツを着て)」、「溶けて死ぬのさ(あたたかな風が僕のシャツをそっと揺らしてた)」、「手と手、影と影」に出てくるシャツはボタンをかけ違っているので襟付きですね。最近では「歓びの歌」(コーヒーカップとお気に入りのシャツ、昨日と同じカバン)。結構あるものです。

カバーで披露したのはザ・コレクターズの「Tシャツレボリューション」、個人的には今回の展示における心のアンセムでした。「この汚れた世界を/スートンズのベロTでなめまわす想像してたら/笑いが止まんないよ」とか最高のパンチラインが随所に。そして“お気に入りのシャツ”代表としてb-flowerの「ペニーアーケードの年」を歌いました。「お気に入りのシャツを着て/靴ひも結んだなら」これも襟付きシャツだろうけどね。そして大学生のころから歌っている小沢健二「ローラースケートパーク」には「長い手を不器用に伸ばし/赤いTシャツの女の子」が登場。こんなふうにパッと着こなしてほしくて今回死後くんのTシャツラインナップに赤を忍ばせたのです。

最後に歌った「新しい季節」は20年以上前に友との別れを描いた歌で、とても思い入れのある曲。紫陽花が出てきたりして季節はもう今、という感じ。「半袖のシャツの濡らす/動き出したスプリンクラー」、サビで破り捨てる“君”のポーズを付けた写真はTシャツ姿だったでしょうか。新しい季節はもうすぐに思い出を塗り替えることでしょう。厚いなか、そして雨で寒いなかのご来場に心から感謝。そして、今回の展示とライブで歌ったTシャツソングたちを何年にも渡ってお世話になり、妙なこだわりやスケジュール的なわがままを辛抱強く聞いてくださった印刷会社 東久プロセスの小嶋さんに捧げたいと思います。本当にありがとうございました。

  
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2008年05月28日

my favorite tee

T欲しかったデザインのTシャツをインターネットで見つけて喜び購入、佐賀市から発送されてきた。今年はなぜか白いTシャツと黒いTシャツに惹かれる。

名古屋モノコトでの“夜の科学”はお店の企画である「大Tシャツ展」の初日にあたる。「山田さんも何かTシャツで是非!」と言われて、僕は猫の絵をTシャツに描いてみた。写真はそれぞれ白と黒の、世界に一枚しかない僕のイラスト入りTシャツである。名古屋の会場で披露しますね。誰の手に渡るのだろうか。

本日22時から夏の“夜の科学”の申し込みが始まります。遠くから近くからたくさんのお申し込みをお待ちしております。お申し込みはこちらから。  
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2008年05月16日

Tシャツの季節

ちょっと前にものすごく微妙なデザインのインディアンモチーフのスウェット(写真左)の古着を安価で見つけて、「ああ、でもこれ僕が救わなかったら誰も買わずに廃棄されるかもなああ」と買ってしまったのだ。

サンフランシスコとワシントンDCから同時にスタートしてひたすら歩くロンゲスト・ウォークというイベントのTシャツは、これもオーガニック・コットン(最近多い。オーガニック・コットン)で肌によく馴染み、新品なのにもう既にかなり古着の味わいがありました。

そして昨日、とてもクールなインディアンT(写真右)を見つけて迷うことなく購入。「Apple Valley」というのはアメリカに実在する地名、カリフォルニアとミネソタに同名の街がある。「POW WOW DAYS」とあるからネイティヴのお祭りがあったときに作られたTシャツだろうな。こうやって彼の地を想像するのが楽しい。


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2007年10月31日

home sweet home

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名古屋K.D.Japonでのライブ映像を公開します。お楽しみください。なお、大好評だった新作“ユートピア”Tシャツの通販を開始しました。売り切れのサイズが多くて申し訳ありません。残り少ないので欲しい人は早めにオフィシャルサイトのSTOREヘ。ちなみに僕はぴったり目にSを、重ね着のときはMを着ています。  
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2007年10月12日

ユートピアTシャツ

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先月の青山月見ル君想フでのライブから新しいTシャツを販売していて、好評で早速サイズによっては品薄になりつつあります。

今回はナチュラルとライトピンクの2色にそれぞれブルーグレーとホワイトのプリント。最近はずっとA4サイズの原稿だったのですが今回は流行を取り入れてA3という大きな版で印刷してみました。落ち着いた色合いなんだけどもプリントが大きめなので存在感がある、という感じ。左脇後ろにさりげなくバックプリントも入っています。写真では身長176センチの僕がSサイズを着ています。


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2007年06月10日

赤と青、緑

indt6indt5朝からゴロゴロと雷鳴轟く大雨でしたが午後からはおさまりました。涼しい初夏、という感じ。

吉祥寺の古着屋でTシャツ探し。鮮やかな原色から名前もわからない中間色まで色鮮やか。雨上がりの街はなんだか木々の緑も透き通って見える。

梅雨の季節はまだこれからですが、春に募った「夜の科学」ポストカード企画の返事をどーんと今日ポストに投函しました。郵便受けを気にしておいてください。  
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2007年03月25日

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たくさん巡り会うインディアンTシャツ。いちいちディテールが異なる多様性に飽くことがない。まだまだ探求中。左からARIZONAC(アリゾナ州)と書いてあるが1930年代イギリスOGDEN’Sタバコのパッケージをモチーフにしたデザイン、インディアンモトサイクルのクールなロゴT、そしてパンチの効いたデザインのビンテージT。

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2006年10月24日

インディアン探求の旅

sioux_thopi_tまだまだあるインディアンTシャツ。出会ってしまうのだ。ブラウンに白のプリントはホピ族の精霊カチーナをモチーフにしたもの。モニュメントバレーのお土産でいただきました。黒に白とグレイのプリントのほうはスー族の高名なメディシンマン、ローリング・サンダー関連のロックな感じのT。

こないだのツアーでファンの方からインディアンの切手をプレゼントされて、「わ!シ、シシ、シッティングブルだ!!」と興奮し「誰ですかそれ?」と熱を冷まされたのですが、古着屋でも僕は「わわ!ロロロロ、ローリング・サンダーって書いてある!!」と一人ドキドキしたりするのです。

最近はアメリカに遊びにいく友だちにもパリに行く知り合いにも「インディアンのものがあったら買ってきて」と頼むのですがだいたい世界中どこにでもインディアン絡みの品物があるから不思議だ。奥が深すぎて抜け出せない。  
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2006年09月24日

一日中Tシャツについて考えていた4

t1ずっとTシャツのことを考えている。ツアーグッズとして新しいTシャツを作るからだ。いよいよ今回は行動に移して、浅草橋のTシャツ卸し問屋街へと出かけた。もう2002年くらいから毎年恒例行事のようになっています。

驚いたのは価格だ。石油高騰の影響はTシャツ業界まで押し寄せていて総じて値上がりしていました。コットンが重要なので意外と天候にも値段は左右される。今年は3つのカラーパターンのTシャツを作ろうと決めていたのですが、実際Tシャツを前にすると気持ちがゆらぐ。カタログで目星をつけてはいたとはいえ、廃色になったものや新色が出ていたりで気を抜くことができないのだ。

色の名前がまた良い。「キャニオン・レッド」「カロライナ・ブルー」「カリフォルニア・オレンジ」「シティ・グリーン」など新しい歌ができそうなくらいイマジナティヴだ。同じSサイズでもメーカーによってかなり大きさに差があるので自分の体にあてがうのも大事なチェックポイント、生地を触れてみるのも縫い目を見るのも忘れてはいけないのだ。


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一日中Tシャツについて考えていた3

ind7ind3ずっとTシャツのことを考えています。これで3日間考えていることになる。新しいツアーグッズとして1年ぶりのオリジナルTシャツを作っているからです。今日はここ最近のインディアンをモチーフにしたコレクションを並べてみました。

アメリカの地名はほとんどがインディアンの言葉にちなんでいるので、たとえばその土地に根付いたハイスクールや大学のTシャツにインディアンがフィーチャーされることが多いようです。ボーイスカウトもしかり。子供服にもインディアンのイラストがついているものが多い。バイク絡みのインディアンもかなり多く「インディアン Tシャツ」で検索するとまず「Indian Motocycle」のTシャツがゴマンと出てくるはずだ。

それこそ古着やオークションを見ると驚くほどたくさんのインディアンがあるのですが、インディアンがリアルすぎてこわいものやサイズが大きめのMやLだと胸を張って着れないのでなかなか難しい。これらのTシャツはだいたい500円から2000円くらいで手に入れたものだけどそこに運命的な遭遇(プライスレス)が加味されるので金額でははかれない何らかの価値がある。あるのだ。


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2006年09月23日

一日中Tシャツのことを考えていた2

remats_tremreveal_tremtour_tTシャツのことをずっと考えている。新しいツアーグッズとして1年ぶりのオリジナルTシャツを作っているからです。僕はTシャツが好きな音楽好き人間なので、やっぱり自分が好きなアーティストのTシャツを着たいと思う。音楽はとても素敵なのに物販コーナーでいまいちぱっとしないTシャツを売ってるとちょっとがっくりする、ということもよくあります。この夏のサマソニのTシャツ売り場は壮観だった。全然聴いたこともないアーティストのTシャツさえ欲しくなるほどだった。

僕が小さい頃から好きなR.E.M.はバンドのマネジメントオフィス自らがノベルティを制作販売していてオフィシャルサイトのSTOREを覗いてみるとちょっとしたアパレルセレクトショップのよう。特に写真の左ふたつは生地もシェイプも高品質な感じでで気に入っています。Tシャツ作りのお手本はR.E.M.だと言っても過言ではないかもしれない。

タンスに眠っていたものも含めていろんなアーティストTを眺めてみるとなんだかいろんな思い出も蘇ったりしてなかなか楽しい。音楽とTシャツは切っても切り離せない関係だと思います。いくつか紹介します。


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2006年09月22日

一日中Tシャツについて考えていた

cali_tdeath_tTシャツのことをずっと考えている。新しいツアーグッズとして1年ぶりのオリジナルTシャツを作っているからです。僕はTシャツが大好きでこのごろは中古レコード屋をパタパタやるよりも古着屋やオークションでTシャツを探してる時間のほうが多い気がします。

偏執狂的な性格のせいか僕はジャンル狩りをするのです。「California」と書いてあるやつはとにかく買う(狩る)。その中でも写真の2つは「California」モノであり「end of the trail」モノという自慢の品だ。特にデスバレーのやつは今にも倒れんとする開拓者にタカがたかっているという、とてもドラマティックな構図でさらにTシャツの地が砂漠色という奇跡的なもの。

ここ最近は“インディアン柄のTシャツにしか買ったらいけない”という自分内ルールを作ったのですが、それでもとてもグッとくるTシャツに週に1枚は出会う。だからライブ会場で販売するTシャツも皆さんにグッとくるものを提供したいんですよ。またTシャツ卸問屋を巡る旅に行ってきます。ため息が出るほどのTシャツにご期待ください。

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Posted by monolog at 21:26Comments(2)TrackBack(0)